現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2020年5月8日のデイリーキーワードランキング
1 | のどけさに寝てしまひけり草の上 |
2 | まぼろしの蝶生む夜の輪転機 |
3 | ゆで玉子むけばかがやく花曇 |
4 | 牡丹百二百三百門一つ |
5 | 残雪やごうごうと吹く松の風 |
6 | 雲の峰いくつ崩れて月の山 |
7 | 寒昴たれも誰かのただひとり |
8 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
9 | 山又山山桜又山桜 |
10 | ちるさくら海あをければ海へちる |
11 | 煖炉焚け焚け赤ん坊生る |
12 | 今年こそ恐れず怯まず捉われず |
13 | 神田川祭の中をながれけり |
14 | さあ夏だ勝負どころの中七だ |
15 | 暫くは躊躇ひて落つ落し水 |
16 | よろよろと棹がのぼりて柿挟む |
17 | 産むというおそろしきこと青山河 |
18 | 海に出て木枯帰るところなし |
19 | 乙鳥はまぶしき鳥となりにけり |
20 | 冬蜂の死にどころなく歩きけり |
21 | 月見草はらりと宇宙うらがへる |
22 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
23 | がんばるわなんて言うなよ草の花 |
24 | 雪を来て雪に冥加の身を問へる |
25 | 凩や馬現はれて海の上 |
26 | 囀をこぼさじと抱く大樹かな |
27 | 田に水が入り千枚の水鏡 |
28 | 葉桜の中の無数の空さわぐ |
29 | 親鸞忌夜目にも白き道つづく |
30 | 花散るや耳ふって馬おとなしき |
31 | 桃の昼納戸マリアの眉みゆる |
32 | その冬木誰も瞶めては去りぬ |
33 | 算術の少年しのび泣けり夏 |
34 | 春光や廃線決る一両車 |
35 | 雀らも海かけて飛べ吹流し |
36 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
37 | 散り残る桜の空の深かりき |
38 | ああいへばかういう兜太そぞろ寒 |
39 | 赤とんぼじっとしたまま明日どうする |
40 | 青麦に風のゆくへの見ゆるかな |
41 | よく眠る父よ馬肥ゆる日を知らず |
42 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
43 | かろき子は月にあづけむ肩車 |
44 | 若葉萌ゆ色に百歳樹の強さ |
45 | 風立ちて月光の坂ひらひらす |
46 | 春草に野はまろし白き道を載せ |
47 | 今は昔/父在り/母在り/蚕時雨あり |
48 | おかはりを言はぬ遺影へ茸飯 |
49 | 朝の虹ひとり仰げる新樹かな |
50 | 茄子焼いて冷やしてたましいの話 |
2024年9月22日 13時55分更新(随時更新中)