現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年11月15日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
3 | しぐるるや死なないでゐる |
4 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
5 | 薄氷の吹かれて端の重なれる |
6 | 冬麗の微塵となりて去らんとす |
7 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
8 | 再びは生れ来ぬ世か冬銀河 |
9 | プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ |
10 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
11 | 八月や六日九日十五日 |
12 | いなびかり北よりすれば北を見る |
13 | 室咲や憂き世のあらし玻璃越しに |
14 | 立冬と黒板に音立てて書く |
15 | 風鈴のひとり言きく 夕茜 |
16 | 春雷や胸の上なる夜の厚み |
17 | やつぱり一人がよろしい雑草 |
18 | 凍鶴や翼のかわり尾骶骨 |
19 | 人の灯も五月の月も言もなし |
20 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
21 | 鍬の柄に靴干し暮れる夏の家 |
22 | その奥になほ瀧ひびく白障子 |
23 | この樹登らば鬼女となるべし夕紅葉 |
24 | 雪兎ゆゑなき頬のほてりかな |
25 | 尾花蛸波止に日のある限り干す |
26 | 落慶の鈴の緒引けば秋闌ける |
27 | とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな |
28 | 綾取の橋が崩れる雪催 |
29 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
30 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
31 | かもうりの一箇無意味を成すところ |
32 | 水の地球すこしはなれて春の月 |
33 | わが恋は人とる沼の花菖蒲 |
34 | しぐるるや蒟蒻冷えて臍の上 |
35 | 柊の花一本の香りかな |
36 | 玻璃越しに春陰の夜叉覗くなり |
37 | ファンファーレ鳴る雪晴の競馬場 |
38 | 吾も落葉半生共の巨木伐る |
39 | 庭いじり冬眠の虫揺り起こす |
40 | 秋うらら砂漠の風紋私語ばかり |
41 | 道のべに牡丹散りてかくれなし |
42 | 鳥帰るいづこの空もさびしからむに |
43 | 生涯の恋の数ほど曼珠沙華 |
44 | 光る時光は波に花芒 |
45 | 寒牡丹藁の中なる都かな |
46 | 南縁の焦げんばかりの菊日和 |
47 | 木犀や吟行めきて歩のゆるむ |
48 | 蝶々のもの食ふ音の静かさよ |
49 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
50 | 疲れ且つ戦い仏桑花を愛す |
2024年9月26日 01時29分更新(随時更新中)