現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2013年10月23日のデイリーキーワードランキング
1 | 乙鳥はまぶしき鳥となりにけり |
2 | 霜降や小木なりに岩根抱く |
3 | たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ |
4 | 恋心から無償の愛へ山粧う |
5 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
6 | 少年の見遣るは少女鳥雲に |
7 | 立ちくらみして空*蝉に囲まるる |
8 | てふてふうらうら天へ昇るか |
9 | 柿もぐや殊にもろ手の山落暉 |
10 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
11 | 錦木の仙骨となり父を愛す |
12 | 鳥羽殿へ五六騎いそぐ野分哉 |
13 | 熱燗の夫にも捨てし夢あらむ |
14 | 城趾に鎖を重らし九月逝く |
15 | 鞦韆は漕ぐべし愛は奪うべし |
16 | 響爽かいただきますといふ言葉 |
17 | どこでどう淋しくなりぬ烏瓜 |
18 | くろがねの秋の風鈴鳴りにけり |
19 | 母と寝る一夜豊かに虫の声 |
20 | 錦木拔く妃観音の六角堂 |
21 | 老いし身にいつか童心寒雀 |
22 | 準備中炭で炭割る音がする |
23 | 秋日差螺旋階段下りて句座 |
24 | 好い人でゐる如月の玉子燒 |
25 | 杜鵑草壺中にくらき水湛う |
26 | 今年また山河凍るを誰も防がず |
27 | 実梅落つ佐伯昭市わが師の名 |
28 | 夫の忌の風の言葉を聞く五月 |
29 | 冬蜂の死にどころなく歩きけり |
30 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
31 | 一遍上人に長き脛あり旅浴衣 |
32 | 鞦韆や風をはらみてみな帰る |
33 | ライターの火のポポポポと滝涸るる |
34 | 隠岐やいま木の芽をかこむ怒濤かな |
35 | 高嶺星蚕飼の村は寝しづまり |
36 | 軍隊の近づく音や秋風裡 |
37 | 新藁の小屋でみつけたかくれんぼ |
38 | 苗代にきて押しあへる山の風 |
39 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
40 | 来賓を畚に乗せて運動会 |
41 | 生きること一と筋がよし寒椿 |
42 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
43 | 草木より人翻る雁渡し |
44 | 人恋へば夕べ笹の葉清し清し |
45 | 炎帝のほむら書にあり呂山人 |
46 | 秋雨の瓦斯がとびつく燐寸かな |
47 | 花衣ぬぐやまつはる紐いろいろ |
48 | 竜淵に潜みて人のけはひせず |
49 | 桜鯛金子みすずの深き眸 |
50 | あかね雲ひねもす吹雪奥信濃 |
2024年9月26日 08時38分更新(随時更新中)