現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2019年9月7日のデイリーキーワードランキング
1 | 牡丹百二百三百門一つ |
2 | チチポポと鼓打たうよ花月夜 |
3 | 雲の峰いくつ崩れて月の山 |
4 | ポケットに春を匿っている筈だ |
5 | 蝶が来ぬ生後三日の牛の仔に |
6 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
7 | 翡翠の影こんこんと遡り |
8 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
9 | 海に出て木枯帰るところなし |
10 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
11 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
12 | ああいへばかういう兜太そぞろ寒 |
13 | 広島や卵食ふ時口ひらく |
14 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
15 | 其中に金鈴をふる虫一つ |
16 | ああ弥生ばらまかれたる焼夷弾 |
17 | 人あれどもの問はぬなり朴の花 |
18 | 逢ひに来しいもうとなるか雪ぼたる |
19 | たはぶれに美僧をつれて雪解野は |
20 | 埋火のほか父の眼を知らざりし |
21 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
22 | 鳥羽殿へ五六騎いそぐ野分哉 |
23 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
24 | 湯上りの指やはらかし足袋のなか |
25 | 阿浮奈絵の二階へふふと夏の蝶 |
26 | 藍を着るもうすぐ蛇になれそうで |
27 | 愛したる白ばらやがてまた行くか |
28 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
29 | 木曽路ゆく我も旅人散る木の葉 |
30 | 哀愁の街に芽を吹く泥柳 |
31 | 黒猫の子のぞろぞろと月夜かな |
32 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
33 | 夫在れば喜びそうな初鰤よ |
34 | ふところに乳房ある憂さ梅雨ながき |
35 | 月光の象番にならぬかといふ |
36 | ああ暗い煮詰まっているぎゅうとねぎ |
37 | 彎曲し火傷し爆心地のマラソン |
38 | 死*神と別れ風船虫とゐる |
39 | 愛憎や卓上に吹く虎落笛 |
40 | 藍の花甕はイランの大きさに |
41 | 人在ればすこうし寒し蜆汁 |
42 | 子別れの鴉の儀式神の森 |
43 | 愛咬のまま陸前の月夜茸 |
44 | 露人ワシコフ叫びて石榴打ち落す |
45 | 挨拶のつまりし言葉咳で継ぐ |
46 | 枯れ枝の向こうに空の育ちおり |
47 | 夏嗚呼と嬰の尻ぺた洗いおり |
48 | 菊師来て菊人形の襟正す |
49 | 逢うまでの巻いて結んで春ショール |
50 | 日脚伸ぶ駿馬を磨く調教師 |
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2024年9月24日 08時46分更新(随時更新中)