現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2019年11月22日のデイリーキーワードランキング
1 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
2 | 海に出て木枯帰るところなし |
3 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
4 | 酒煙草売ります水の澄む頃の |
5 | 鶴舞ふや日は金色の雲を得て |
6 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
7 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
8 | 冬蜂の死にどころなく歩きけり |
9 | 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 |
10 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
11 | 雨ふるふるふるさとははだしであるく |
12 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
13 | 夜桜やひとつ筵に恋敵 |
14 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
15 | ああといひて吾を生みしか大寒に |
16 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
17 | 玉の如き小春日和を授かりし |
18 | 山桜雪嶺天に声もなし |
19 | 鳴き龍に音の冷たきたなごころ |
20 | 川の絵が上手ですから早起きです |
21 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
22 | 炎熱や勝利の如き地の明るさ |
23 | 海とどまりわれら流れてゆきしかな |
24 | たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ |
25 | がんばるわなんて言うなよ草の花 |
26 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
27 | 夜桜や死んで陸軍上等兵 |
28 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
29 | 寄せ鍋や気になる人の箸に触れ |
30 | 乙鳥はまぶしき鳥となりにけり |
31 | 柊の花ちらほらと寺は留守 |
32 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
33 | 戦争と畳の上の団扇かな |
34 | 長き夜や掌もてさすりしうすき胸 |
35 | しぐるるや駅に西口東口 |
36 | 神農の虎のじやけんに振られつつ |
37 | ああ言へばかう言ふ年の又明くる |
38 | ああ弥生ばらまかれたる焼夷弾 |
39 | ずぶぬれて犬ころ |
40 | 黒ぶどう嚥下のすゑの明るくて |
41 | 夕づつの光りぬ呆きぬ虎落笛 |
42 | か、仮に 女盛りの昼へ行く |
43 | 星空へ店より林檎あふれをり |
44 | 南縁の焦げんばかりの菊日和 |
45 | 梨むくや甘き雫の刃を垂るる |
46 | 芋の露連山影を正しうす |
47 | ひつぱれる糸まつすぐや甲虫 |
48 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
49 | 鞦韆は漕ぐべし愛は奪うべし |
50 | 彼一語我一語秋深みかも |
2024年9月19日 23時17分更新(随時更新中)