現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2022年7月23日のデイリーキーワードランキング
1 | 念力のゆるめば死ぬる大暑かな |
2 | 喫泉に顔打たす人を裏切るべく |
3 | 芥川龍之介佛大暑かな |
4 | 海に出て木枯帰るところなし |
5 | 好きなのは青紫蘇、名誉なき男 |
6 | 喫泉に口あまやかす雪のなか |
7 | 己が影を慕うて這へる地虫かな |
8 | 百日紅の白は落丁かもしれず |
9 | リストカットにて朧夜のあらわれる |
10 | 朝顔の裏側ばかり厨ごと |
11 | 遠山も風の案山子も伊賀のうち |
12 | 今日何も彼もなにもかも春らしく |
13 | どの家にも修羅一人あり墓洗ふ |
14 | 匙なめて童たのしも夏氷 |
15 | 明日は明日 今日咲ききって日々草 |
16 | 虫除けの煙を腰に 墓掃除 |
17 | 天の川水車は水をあげてこぼす |
18 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
19 | お数珠袋にどんぐり一つ忌を修す |
20 | 産むというおそろしきこと青山河 |
21 | 秋風の山を越えゆく蝶一つ |
22 | 冬ばらの紅はまぶしく海遠し |
23 | 曼珠沙華あつけらかんと道の端 |
24 | てるてる坊主くるくる廻り梅雨の明け |
25 | 生きて死ぬそれだけのこと夜の蟬 |
26 | 火遊びの我れ一人ゐしは枯野かな |
27 | 死ねば野分生きてゐしかば争へり |
28 | くさめして我は二人に分かれけり |
29 | 雨傘よ父は笑みつつ折れ曲る |
30 | 祭あと毛がわあわあと山に |
31 | わぎもこのはだのつめたき土用かな |
32 | 思い切り春泥跳んで万歩計 |
33 | 満月やブリキのバケツの底が抜け |
34 | 遠郭公からまつは青噴きやまず |
35 | 愛なんかいらない青が似合うから |
36 | 牛帰る梅雨の黒幹いくつも見て |
37 | 薄氷の吹かれて端の重なれる |
38 | 螢籠昏ければ揺り炎えたたす |
39 | 夏の雨巨木も我もはるけしや |
40 | 夕立が洗つていつた茄子をもぐ |
41 | 湖のしじまばかりに秋気満つ |
42 | 陽へ病む |
43 | まんさくの花のへのへのもへじかな |
44 | おそるべき君等の乳房夏来る |
45 | 虚子ぎらひかな女嫌ひのひとへ帯 |
46 | 死に真似をさせられてゐる春の夢 |
47 | もろ腕をベンチに垂れて風死せり |
48 | 向日葵の空かがやけり波の群 |
49 | 鳥羽殿へ五六騎いそぐ野分哉 |
50 | 向日葵が好きで狂ひて死にし画家 |
2024年9月20日 12時17分更新(随時更新中)