現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2013年12月5日のデイリーキーワードランキング
1 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
2 | ものの種にぎればいのちひしめける |
3 | 学問のさびしさに堪へ炭をつぐ |
4 | 玉の如き小春日和を授かりし |
5 | せきをしてもひとり |
6 | 引いてやる子の手のぬくき朧かな |
7 | 萬緑の中や吾子の歯生え初むる |
8 | 乳母車夏の怒濤によこむきに |
9 | 萬緑の中や吾子の歯生え初むる - |
10 | いくばくか菊焚く香りほのぼのし |
11 | ヒロシマが大きな口を開けている |
12 | 裸木をたどって行ける所まで |
13 | 柊の花一本の香りかな |
14 | 初富士の大きかりける汀かな |
15 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
16 | うつむきて歩く心や蓼の花 |
17 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
18 | 露の玉蟻たぢたぢとなりにけり |
19 | たましひのしづかにうつる菊見かな |
20 | 手鞠唄かなしきことをうつくしく |
21 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
22 | 毛虫焼く火の舌そよぐ風もなし |
23 | 塗膳を曇らす峡の杉花粉 |
24 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
25 | 海とどまりわれら流れてゆきしかな |
26 | たましひのたとへば秋のほたる哉 |
27 | 初雪や雀集ひて沐浴す |
28 | 切干大根真白に乾きさざ波す |
29 | すれちがい移り香残し秋袷 |
30 | あいつぎて訃報のありし年暮るる |
31 | たまねぎのたましひいろにむかれたり |
32 | 列車転覆 妙に明るい橙だ |
33 | 身の内の透けゆく紅葉明かりかな |
34 | もう一人の自分をさがす初鏡 |
35 | 曳かれる牛が辻でずつと見廻した秋空だ |
36 | 午の庭柔ら風吹き緑立ち |
37 | 草木より人翻る雁渡し |
38 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
39 | 裏町よりピアノを運ぶ癌の父 |
40 | 鞦韆は漕ぐべし愛は奪うべし |
41 | 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 |
42 | 立志めく死木あらわれ霧晴れる |
43 | パドックに嘶く駿馬風光る |
44 | これ着ると梟が啼くめくら縞 |
45 | 春近し雪にて拭う靴の泥 |
46 | 春眠の首級は誰も欲しがらぬ |
47 | 枯山の月今昔を照らしゐる |
48 | 寒牡丹さみしさゆゑに色を増し |
49 | 冬蜂の死にどころなく歩きけり |
50 | 昏れ早し百合匂う日の小抽出 |
2024年9月27日 00時13分更新(随時更新中)