現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2015年5月31日のデイリーキーワードランキング
1 | 祭笛吹くとき男佳かりける |
2 | せきをしてもひとり |
3 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
4 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
5 | 跳箱の突手一瞬冬が来る |
6 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
7 | 算術の少年しのび泣けり夏 |
8 | わが恋は人とる沼の花菖蒲 |
9 | かなかなのかなかなとなく夕かな |
10 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
11 | 暗黒や 関東平野に 火事一つ |
12 | 初湯殿卒寿のふぐり伸ばしけり |
13 | おそるべき君等の乳房夏来る |
14 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
15 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
16 | 新緑や愛されたくて手を洗う |
17 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
18 | 天使魚もいさかひすなりさびしくて |
19 | 愛してと言はんがばかりしやぼん玉 |
20 | 重ね着の中に女のはだかあり |
21 | 薄氷の吹かれて端の重なれる |
22 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
23 | 睡蓮のほとり明るしこぬか雨 |
24 | 白梅や老子無心の旅に住む |
25 | 鈴に入る玉こそよけれ春のくれ |
26 | 浮いて来いチンポコ洗う保育園 |
27 | てのひらの水の珠玉よ青葉騒 |
28 | 眼をとぢて佛とおなじ薫風裡 |
29 | リア王の蟇のどんでん返しかな |
30 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
31 | ひつぱれる糸まつすぐや甲虫 |
32 | 葉桜の中の無数の空さわぐ |
33 | 春雷や胸の上なる夜の厚み |
34 | 万障が鉢合わせして濃紫陽花 |
35 | 菫程な小さき人に生れたし |
36 | かへり見る雪山既に暮れゐたり |
37 | 町騒に遠き寺苑の仏桑花 |
38 | 遠山に日の当りたる枯野かな |
39 | ロダンの首泰山木は花えたり |
40 | 戦争が廊下の奥に立つてゐた |
41 | 春北斗光る天使の分け前か |
42 | 山法師その気にさせるしろさかな |
43 | よろこべばしきりに落つる木の実かな |
44 | 水の地球すこしはなれて春の月 |
45 | 葛飾や桃の籬も水田べり |
46 | いなびかり北よりすれば北を見る |
47 | 地下鉄にかすかな峠ありて夏至 |
48 | 田水張り天地一つに融け合える |
49 | 憂き卓の首八方にさくらんぼ |
50 | うすうすとしかもさだかに天の川 |
2024年9月19日 20時20分更新(随時更新中)