現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2018年4月5日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
3 | あかあかとあかあかあかとまんじゆさげ |
4 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
5 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
6 | めんどりよりをんどりかなしちるさくら |
7 | 雹晴れて豁然とある山河かな |
8 | 麦秋の中なるが悲し聖廃虚 |
9 | 踏み切りをまたいで霙になれるまで |
10 | 秋の航一大紺円盤の中 |
11 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
12 | 暖かく掃きし墓前を去りがたし |
13 | 緑蔭の人に呼びとめられしかな |
14 | げらげらと笑ふ橇より落ちころげ |
15 | 糸瓜子規大根虚子や初明かり |
16 | 蛇穴を出て見れば周の天下なり |
17 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
18 | れんぎように巨鯨の影の月日かな |
19 | 炎天に山風の香や吉野口 |
20 | 日盛りの穴を覗きて鳴る耳輪 |
21 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
22 | 分け入つても分け入つても青い山 |
23 | 清明や街道の松高く立つ |
24 | 海に出て木枯帰るところなし |
25 | 鮟鱇の知恵にもおとる渡世かな |
26 | 葉桜や人に知られぬ昼あそび |
27 | 鉈かたかた雪根開きの父帰る |
28 | 馬酔木より低き門なり浄瑠璃寺 |
29 | 影もたぬものの翳りの養花天 |
30 | 飛花落花命ひらひらしていたる |
31 | 鳥交るしきりと喉の乾く日ぞ |
32 | 新茶摘む農婦と富士は額の絵に |
33 | 春の日やあの世この世と馬車を駆り |
34 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
35 | 花は葉に葉は花に添ひ山ざくら |
36 | 淑気とは紙一枚の立つごとし |
37 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
38 | ちるさくら海あをければ海へちる |
39 | 漬物桶に塩ふれと母は産んだか |
40 | おおかみに蛍が一つ付いていた |
41 | 散らし雨遅咲き桜満開に |
42 | 草紅葉まなざしだけは人らしく |
43 | 白光の天上天下那智の滝 |
44 | 山又山山桜又山桜 |
45 | かたまつて薄き光の菫かな |
46 | あやめ咲く池のほとりの野馬かな |
47 | 若鮎の二手になりて上りけり |
48 | 酔漢の睡りの中も飛花落花 |
49 | 海の蝶最後は波に止まりけり |
50 | この道の富士になりゆく芒かな |
2024年9月23日 04時11分更新(随時更新中)