現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2018年5月16日のデイリーキーワードランキング
1 | 夏嵐机上の白紙飛び尽す |
2 | せきをしてもひとり |
3 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
4 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
5 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
6 | 鶴舞ふや日は金色の雲を得て |
7 | 絶えず人いこふ夏野の石一つ |
8 | 常夏の碧き潮あびわが育つ |
9 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
10 | 糸瓜咲て痰のつまりし仏かな |
11 | 思はずもヒヨコ生れぬ冬薔薇 |
12 | 鶏頭の 十四五本もありぬべし |
13 | 分け入つても分け入つても青い山 |
14 | 花衣ぬぐやまつはる紐いろいろ |
15 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
16 | 囀をこぼさじと抱く大樹かな |
17 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
18 | ゆるやかに着てひとと逢ふ蛍の夜 |
19 | 幾度も雪の深さを尋ねけり |
20 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
21 | 芋の露連山影を正しうす |
22 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
23 | 母と寝る一夜豊かに虫の声 |
24 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
25 | 元日やふどしたたんで枕上ミ |
26 | 星空へ店より林檎あふれをり |
27 | 働く妻帰りてアイスコーヒー飲む |
28 | 春の風ルンルンけんけんあんぽんたん |
29 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
30 | 清明や街道の松高く立つ |
31 | 赤蜻蛉筑波に雲もなかりけり |
32 | ひるがへる葉に沈みたる牡丹かな |
33 | 暑いなあ 金魚は一つ泡を吐く |
34 | 党かぎりなし雪積む林道の岩根にビラ |
35 | きみ嫁けり遠き一つの訃に似たり |
36 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
37 | 夢で死ぬおろかな雪の夜もある |
38 | 街なかに古墳がいくつかみどりの日 |
39 | 星屑や鬱然として夜の新樹 |
40 | サッカー部向日葵のなか帰りけり |
41 | 水の地球すこしはなれて春の月 |
42 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
43 | 特攻の島けぶりおり芽木の島 |
44 | 桃咲くや湖水のへりの十箇村 |
45 | 枯れし地の果より来たる騾馬と人 |
46 | たんぽぽや日はいつまでも大空に |
47 | 兎追いしかの山川も日脚伸ぶ |
48 | 東京ににんげん多く酉の市 |
49 | まつすぐに物の落ちけり松手入 |
50 | ちるさくら海あをければ海へちる |
2024年4月20日 05時50分更新(随時更新中)