現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年5月30日のデイリーキーワードランキング
1 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
2 | ひつぱれる糸まつすぐや甲虫 |
3 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
4 | ほととぎすあすはあの山こえて行かう |
5 | 薄氷の吹かれて端の重なれる |
6 | せきをしてもひとり |
7 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
8 | 水の地球すこしはなれて春の月 |
9 | いなびかり北よりすれば北を見る |
10 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
11 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
12 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
13 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
14 | 萬緑の中や吾子の歯生え初むる - |
15 | 自画像をふせたるままに新樹光 |
16 | 庭若葉のびる無心にテロの日も |
17 | プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ |
18 | 日と月のごとく二輪の寒椿 |
19 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
20 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
21 | 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 |
22 | 銀の匙ジャムに添えます大西日 |
23 | たんぽぽや日はいつまでも大空に |
24 | そよぎだす早苗田の青昼鏡 |
25 | 五月雨や上野の山も見あきたり |
26 | ふらふらと死にゐし風が起き上る |
27 | 百色を使い果せり濃紫陽花 |
28 | あかあかとあかあかあかとまんじゆさげ |
29 | 蒲公英のかたさや海の日も一輪 |
30 | シリア去る人の髯枯れ吹かれをり |
31 | 降る雪や明治は遠くなりにけり |
32 | 星空へ店より林檎あふれをり |
33 | 空の夜の深いところに桃を置く |
34 | 桜散るあなたも河馬になりなさい |
35 | 水枕ガバリと寒い海がある |
36 | 寒卵どの曲線もかへりくる |
37 | 着ぶくれて浮世の義理に出かけけり |
38 | 囀をこぼさじと抱く大樹かな |
39 | 戦争が廊下の奥に立つてゐた |
40 | さつきから夕立の端にゐるらしき |
41 | こんなよい月を一人で見て寝る |
42 | 新しき簗の打たれて鳴る山河 |
43 | 沈黙も言葉のひとつ青りんご |
44 | ジューンドロップ何かことこと煮てみたき |
45 | 天帝のこころ尽しや梅雨晴間 |
46 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
47 | 麦秋の中なるが悲し聖廃虚 |
48 | わが恋は人とる沼の花菖蒲 |
49 | よく眠る母やほうたる飛んで来い |
50 | 羅や女子大卒の若女将 |
2024年4月25日 05時44分更新(随時更新中)