現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年10月30日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
3 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
4 | ポポポポとタンポポ笑う兎跳び |
5 | 水枕ガバリと寒い海がある |
6 | 青天や白き五弁の梨の花 |
7 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
8 | 生きること一と筋がよし寒椿 |
9 | 秋空を二つに断てり椎大樹 |
10 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
11 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
12 | あくびしていでし泪や啄木忌 |
13 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
14 | 流氷や宗谷の門波荒れやまず |
15 | 百日紅昨日のわたし今日の我 |
16 | 今生は病む生なりき烏頭 |
17 | ほととぎすあすはあの山こえて行かう |
18 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
19 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
20 | しぐるるや死なないでゐる |
21 | 春雷や胸の上なる夜の厚み |
22 | たましひのたとへば秋のほたる哉 |
23 | ぜんまいののの字ばかりの寂光土 |
24 | 還暦をすぎ春風のよく見える |
25 | 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 |
26 | 枯薄ここらよ昔不破の関 |
27 | 晩夏光ナイフとなりて家を出づ |
28 | 夢の世に葱を作りて寂しさよ |
29 | 川底に蝌蚪の大国ありにけり |
30 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
31 | 母の日のてのひらの味塩むすび |
32 | 桜草もののはじめの彩として |
33 | 雷の下糶られ黒色無臭の魚 |
34 | こんなよい月を一人で見て寝る |
35 | 秋の暮水のやうなる酒二合 |
36 | 露人ワシコフ叫びて石榴打ち落す |
37 | ものの種にぎればいのちひしめける |
38 | ポテトサラダに裏ごし卵 花ミモザ |
39 | 山又山山桜又山桜 |
40 | よき川のいよよつめたき黄鶺鴒 |
41 | ありふれた時間の外を吾亦紅 |
42 | あぶらなの花にはろけささしかかる |
43 | 麦秋の中なるが悲し聖廃虚 |
44 | 陰謀の場を煌々と菊人形 |
45 | すれちがい移り香残し秋袷 |
46 | ひらひらと月光降りぬ貝割菜 |
47 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
48 | 雪原にひとり転げてみたりけり |
49 | かたつむり甲斐も信濃も雨のなか |
50 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
2024年9月22日 15時35分更新(随時更新中)