現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2012年11月14日のデイリーキーワードランキング
1 | 恋猫の恋する猫で押し通す |
2 | 日向ぼっこ日向がいやになりにけり |
3 | 乳離れのせぬ児のごとく春炬燵 |
4 | まだもののかたちに雪の積もりをり |
5 | 七夕や髪ぬれしまま人に逢ふ |
6 | 入日色桜落葉をふみ惜しみ |
7 | 青潮へジャズのリズムの雨がいく |
8 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
9 | 方丈の大庇より春の蝶 |
10 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
11 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
12 | 螢籠昏ければ揺り炎えたたす |
13 | 鳥羽殿へ五六騎いそぐ野分哉 |
14 | ボジョレ・ヌーボー今夜は鍵を開けておく |
15 | 降る雪やそづかに樹液昇りくる |
16 | くろがねの秋の風鈴鳴りにけり |
17 | 亀鳴くや清原選手のピアスきらっ |
18 | 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 |
19 | 初暦知らぬ月日は美しく |
20 | むらさきになりゆく二羽の青鷹 |
21 | ふるさとの波音高き祭かな |
22 | 思い切り春泥跳んで万歩計 |
23 | 母の日のてのひらの味塩むすび |
24 | 書初めやをさなおぼえの万葉集 |
25 | またいくつ言葉忘るる秋暑し |
26 | 東京がじつとしてゐる初景色 |
27 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
28 | 鷹のつらきびしく老いて哀れなり |
29 | 木がらしや目刺にのこる海の色 |
30 | 雪消をせむと杜氏の帰りたり |
31 | 勇気こそ地の塩なれや梅真白 |
32 | サッカー部向日葵のなか帰りけり |
33 | 三千の俳句を閲し柿二つ |
34 | 逝くときひとり凍瀧の青光り |
35 | コスモスを離れし蝶に谿深し |
36 | 亀鳴くや皆愚かなる村のもの |
37 | 去年今年貫く棒の如きもの |
38 | 鏡餅暗闇を牛通りけり |
39 | 降る雪や明治は遠くなりにけり |
40 | うまれ死ぬならい身内のもがり笛 |
41 | 初冬の竹緑なり詩仙堂 |
42 | 天上の闇より続く雪の国 |
43 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
44 | 春の海かく碧ければ殉教す |
45 | 一病息災人の羨む去年今年 |
46 | 光らねば冬の芒になり切れず |
47 | 老夫ひとり水と争い夏あかつき |
48 | 四阿は木漏れ日の中池小春 |
49 | 断崖をもつて果てたる枯野かな |
50 | 凍鶴に晒一反青ざめし |
2024年4月26日 07時26分更新(随時更新中)