現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2020年5月19日のデイリーキーワードランキング
1 | のどけさに寝てしまひけり草の上 |
2 | ちるさくら海あをければ海へちる |
3 | ゆで玉子むけばかがやく花曇 |
4 | ゆるやかに着てひとと逢ふ蛍の夜 |
5 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
6 | 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 |
7 | うれしさは春のひかりを手に掬ひ |
8 | 乙鳥はまぶしき鳥となりにけり |
9 | 空をゆく一かたまりの花吹雪 |
10 | 芋の露連山影を正しうす |
11 | 眼をとぢて佛とおなじ薫風裡 |
12 | 牡丹百二百三百門一つ |
13 | かたつむり甲斐も信濃も雨のなか |
14 | 月光ほろほろ風鈴に戯れ |
15 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
16 | 水の地球すこしはなれて春の月 |
17 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
18 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
19 | 枯山の月今昔を照らしゐる |
20 | 安曇野は闇こそ夏やみづぐるま |
21 | よろこびはかなしみに似し冬牡丹 |
22 | 春紅葉昔乙女の声華やぐ |
23 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
24 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
25 | 抽出しの奥に闇あり青葉どき |
26 | 雀らも海かけて飛べ吹流し |
27 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
28 | せきをしてもひとり |
29 | 落葉松林ひぐらしのまたはじめから |
30 | 今年こそ恐れず怯まず捉われず |
31 | 滴りて自分にもどる息づかい |
32 | 学問の眉こそばゆき雲の峰 |
33 | 落葉松はいつめざめても雪降りをり |
34 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
35 | 雁立ちの目隠し雪や信濃川 |
36 | 谷に鯉もみ合う夜の歓喜かな |
37 | 身の内の透けゆく紅葉明かりかな |
38 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
39 | 草山に馬放ちけり秋の空 |
40 | 笠も漏りだしたか |
41 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
42 | 十七日授乳のような木漏れ日と |
43 | 翅わつててんたう虫の飛びいづる |
44 | 早苗饗のあいやあいやと津軽唄 |
45 | 蛤に雀の斑あり哀れかな |
46 | 日盛りに蝶のふれ合ふ音すなり |
47 | まさをなる空よりしだれざくらかな |
48 | 萬緑の中や吾子の歯生え初むる - |
49 | おしゃべりに加わる風のクレマチス |
50 | 懐手解いて埠頭の人となる |
2024年9月19日 15時51分更新(随時更新中)