現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2018年3月28日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
3 | ミス卑弥呼準ミス卑弥呼桜咲く |
4 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
5 | 万緑やわが額にある鉄格子 |
6 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
7 | のどけしや首つままれて醤油瓶 |
8 | 雨の沙羅雨あとの沙羅うす月夜 |
9 | 今日よりは目に張り入れむ朝桜 |
10 | 粒子粗き裸族の写真寒波来る |
11 | 守るべき家ありどつと花の冷え |
12 | 西行忌菓子のはなびら食うばかり |
13 | 海峡薄暮立泳ぎする船も現れ |
14 | 団らんの影動きおり十二月 |
15 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
16 | 獅子頭して向日葵の風に向く |
17 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
18 | 河骨の鈴をふるはす星揃ふ |
19 | 枝折れの一息つきし雪解風 |
20 | かげろうという感情の町へゆく |
21 | 曼陀羅の地獄極楽時雨たり |
22 | をだまきの花の濃ければ逢ふと決む |
23 | さくら咲く寂しさは昨日のごとに |
24 | 花散るや耳ふって馬おとなしき |
25 | 麦秋の中なるが悲し聖廃虚 |
26 | 落涙やその一滴に魚泳ぐ |
27 | 花冷えや平和憲法読み返す |
28 | 呆然と去る正月のありにけり |
29 | どこまでが花どこからが花の闇 |
30 | 雹晴れて豁然とある山河かな |
31 | 花冷えや老いても着たき紺絣 |
32 | 石笛花笛 風音を汲む柞原 |
33 | ひつぱれる糸まつすぐや甲虫 |
34 | 麦蒔くや千鳥の跡を踏みもして |
35 | この春も往きて帰らぬこと知りつ |
36 | 門を出るひとつの顔に花明かり |
37 | 海に出て木枯帰るところなし |
38 | 泥鰌浮いて鯰も居るというて沈む |
39 | おちついて死ねそうな草萌ゆる |
40 | 雪解空溺るるごとく木片燃ゆ |
41 | さくらさくら空に別れを惜しむなり |
42 | 咲き満ちてこぼるる花もなかりけり |
43 | 大惨事のニュース終日つちふれり |
44 | うたかたの夢の名残や春の雪 |
45 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
46 | みんな夢雪割草が咲いたのね |
47 | 月光に深雪の創のかくれなし |
48 | 春爛漫コンダクターの息づかひ |
49 | 老木の芽吹き強さと優しさと |
50 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
2024年9月22日 00時13分更新(随時更新中)