現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2018年11月10日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | ミモーザを活けて一日留守にしたベッドの白く |
3 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
4 | 海に出て木枯帰るところなし |
5 | 土手を外れ枯野の犬となりゆけり |
6 | 昨日今日明日赤々と実玫瑰 |
7 | 闇深し子を看る夜の寒さかな |
8 | 初山河あふれくるもの掌に |
9 | おおかみに蛍が一つ付いていた |
10 | 水枕ガバリと寒い海がある |
11 | ふと覚めし雪夜一生見えにけり |
12 | 田仕舞の煙を遠に安房上総 |
13 | アイスホッケー眉間の傷を勲章に |
14 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
15 | 芋の露連山影を正しうす |
16 | 逢へばいま骨の髄までカンナ咲く |
17 | 満月に目をみひらいて花こぶし |
18 | 葛飾や桃の籬も水田べり |
19 | 春や昔十五万石の城下哉 |
20 | 今生の今日の花とぞ仰ぐなり |
21 | 梅雨明けや樋を雀の駆くる音 |
22 | 雲の峰いくつ崩れて月の山 |
23 | 冬蕪の真つ白な尻積みあげゆく |
24 | 梟の知り尽したる闇深し |
25 | 雛飾る部屋に目覚めて闇深し |
26 | 生きること一と筋がよし寒椿 |
27 | 汝我志磨は志功の母校秋うらら |
28 | 登高やみんな似てくる素老人 |
29 | 宝くじ外れて亀のなきにけり |
30 | 山桜雪嶺天に声もなし |
31 | 夏嗚呼と嬰の尻ぺた洗いおり |
32 | 生きるの大好き冬のはじめが春に似て |
33 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
34 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
35 | 甲板に寝て銀漢を胸の上 |
36 | 愛してと言うはたやすき鮟鱇鍋 |
37 | 吾が啖ひたる白桃の失せにけり |
38 | 隙間風十二神将みな怒る |
39 | あいちきゅうはくみそつけてくうとうまい |
40 | 風倒木牧牛に人の子が走る |
41 | 彼一語我一語秋深みかも |
42 | 籾焼きの夕べ一村煙に巻く |
43 | 夕空の美しかりし葛湯かな |
44 | をさなけく母となりゆく瞳のくもり |
45 | 綿虫と息合ひて世に後れけり |
46 | 足袋つぐやノラともならず教師妻 |
47 | 藍甕の藍はしづもり梅雨の底 |
48 | 埃から埠頭吸い馬の眼馬の眼を怒る |
49 | 百歳の旅路あかるき初山河 |
50 | 鶏頭に秋の日のいろきまりけり |
2025年8月28日 22時11分更新(随時更新中)