現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2021年10月の月間キーワードランキング
1 | 蝌蚪に打つ小石天変地異となる |
2 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
3 | 春の浜大いなる輪が画いてある |
4 | 木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ |
5 | 沼の辺に紅葉かつ散る陸士卒 |
6 | この道しかない春の雪ふる |
7 | 重ね着の中に女のはだかあり |
8 | ものの種にぎればいのちひしめける |
9 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
10 | 雲の峰いくつ崩れて月の山 |
11 | 泥鰌浮いて鯰も居るというて沈む |
12 | 螢獲て少年の指みどりなり |
13 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
14 | 囀をこぼさじと抱く大樹かな |
15 | 一日もの云はず蝶の影さす |
16 | 千の手の一つを真似る月明かり |
17 | 谺して山ほととぎすほしいまゝ |
18 | 方丈の大庇より春の蝶 |
19 | 海くれて鴨のこゑほのかに白し |
20 | 星空へ店より林檎あふれをり |
21 | あなたなる夜雨の葛のあなたかな |
22 | 萬緑の中や吾子の歯生え初むる - |
23 | 海に出て木枯帰るところなし |
24 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
25 | おおかみに蛍が一つ付いていた |
26 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
27 | 芋の露連山影を正しうす |
28 | 卒業の兄と来てゐる堤かな |
29 | 曳かれる牛が辻でずつと見廻した秋空だ |
30 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
31 | 菜の花がしあはせさうに黄色して |
32 | 三千の俳句を閲し柿二つ |
33 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
34 | 高嶺星蚕飼の村は寝しづまり |
35 | われにつきゐしサタン離れぬ曼珠沙華 |
36 | お数珠袋にどんぐり一つ忌を修す |
37 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
38 | 鷹のつらきびしく老いて哀れなり |
39 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
40 | 秋つばめ包のひとつに赤ん坊 |
41 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
42 | 時鳥厠半ばに出かねたり |
43 | 乙鳥はまぶしき鳥となりにけり |
44 | 鶴舞ふや日は金色の雲を得て |
45 | 鳥わたるこきこきこきと罐切れば |
46 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
47 | 闘鶏の眼つぶれて飼はれけり |
48 | がんばるわなんて言うなよ草の花 |
49 | 墓のうらに廻る |
50 | 露人ワシコフ叫びて石榴打ち落す |
2024年4月26日 01時24分更新(随時更新中)