現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2018年1月1日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 初暦知らぬ月日は美しく |
3 | 初富士にかくすべき身もなかりけり |
4 | 去年今年貫く棒の如きもの |
5 | ほろほろ酔うて木の葉ふる |
6 | 万歩計に計られをりて青き踏む |
7 | 菊日和付かず離れず添ふ八十路 |
8 | 初富士の大きかりける汀かな |
9 | 大空に羽子の白妙とどまれり |
10 | 空蟬に時限の透ける朝茜 |
11 | 年新た思いめぐらす十年後 |
12 | オリオンの盾新しき年に入る |
13 | 闘土の碑春分の供花誰ならむ |
14 | 再会のちよつと嬉しき夏はじめ |
15 | 蟾蜍長子家去る由もなし |
16 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
17 | 四人しか顔浮かばない墓洗ふ |
18 | 旧景が闇を脱ぎゆく大旦 |
19 | 一湾の潮しづもるきりぎりす |
20 | はつぞらのたまたま月をのこしけり |
21 | 髪ほどく春風駘蕩独り占め |
22 | 凍瀧の緩み初めしは陽に吸わる |
23 | 鷹匠の鷹なくあそぶ二月かな |
24 | 初夢につかみて声のやうなもの |
25 | 何処やらに鶴の声聞く霞かな |
26 | 銀盆もゆめの山河や煮くずれて |
27 | 元日や手を洗ひをる夕ごころ |
28 | 熱燗に泣きをる上戸ほつておけ |
29 | 菜の花やはつと明るき町はづれ |
30 | 海凪る殊更赤し寒夕焼 |
31 | この道しかない春の雪ふる |
32 | ふりむかぬ大勢に射す春の日矢 |
33 | 万物の一塵として年迎ふ |
34 | しあわせの重さ確め犬張子 |
35 | 空の鬱木の鬱入れて滝落ちる |
36 | 人入つて門のこりたる暮春かな |
37 | 葉桜の下帰り来て魚に塩 |
38 | 恋猫の恋する猫で押し通す |
39 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
40 | 我も亦ラッシュアワーのうたかたか |
41 | 雪起し閃光に浮く岐れ道 |
42 | そもそものはじめは紺の絣かな |
43 | 今年この桜と縁結びけり |
44 | 還暦のひとに涼しき青畳 |
45 | 自らを炎となさむとて初詣 |
46 | 日本がここに集る初詣 |
47 | 悪筆と永いたたかい年賀状 |
48 | 寒月や見渡すかぎり甃 |
49 | 落葉松林ひぐらしのまたはじめから |
50 | 夢はじめ現はじめの鷹一つ |
2025年8月28日 11時27分更新(随時更新中)