現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2015年1月27日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
3 | 蛇衣を脱ぎかあさんは二度童子 |
4 | たましひのたとへば秋のほたる哉 |
5 | おそるべき君等の乳房夏来る |
6 | 春立つや雪降る夜の隅田川 |
7 | ピストルがプールの硬き面にひびき |
8 | 愛されず冬の駱駝を見て帰る |
9 | 木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ |
10 | 鷹のつらきびしく老いて哀れなり |
11 | 愛恋のダチュラの毒の白いこと |
12 | 逢ひに来しいもうとなるか雪ぼたる |
13 | 蝋梅や磨きたりない床柱 |
14 | 闘鶏の眼つぶれて飼はれけり |
15 | あせるまじ冬木を切れば芯の紅 |
16 | 遠山に日の当りたる枯野かな |
17 | 白梅のあと紅梅の深空あり |
18 | 天辺に陽を片寄せて細雪 |
19 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
20 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
21 | 方丈の大庇より春の蝶 |
22 | 水枕ガバリと寒い海がある |
23 | 流れ行く大根の葉の早さかな |
24 | 成人式終りし大き雪片よ |
25 | 柊の花一本の香りかな |
26 | 雪霏々と吾が社会主義にも降り積もる |
27 | 法医学・桜・暗黒・父・自涜 |
28 | 砲丸のドスンと寒の明けにけり |
29 | 冬の川せせらぎまでを歩こうか |
30 | 春近し雪にて拭う靴の泥 |
31 | けふは凩のはがき一枚 |
32 | 忰みて凡夫の証風呂と飯 |
33 | 春雷や胸の上なる夜の厚み |
34 | 糸瓜咲て痰のつまりし仏かな |
35 | 流氷や宗谷の門波荒れやまず |
36 | 勇気こそ地の塩なれや梅真白 |
37 | ほととぎすあすはあの山こえて行かう |
38 | 飛行機雲空かけ上る枯野に春 |
39 | 家といふ枷のありけり男郎花 |
40 | 蜻蛉の羽やもりがくはへ皺にする |
41 | 生きかはり死にかはりして打つ田かな |
42 | 御本尊阿弥陀露座仏花あかり |
43 | 時計屋の時計春の夜どれがほんと |
44 | 学問のさびしさに堪へ炭をつぐ |
45 | しつかりと降りしつかりと梅雨晴間 |
46 | 四阿に人影もなし寒雀 |
47 | 寒鴉歩けば動く景色かな |
48 | 寒昴たれも誰かのただひとり |
49 | むらさきになりゆく二羽の青鷹 |
50 | 発芽待つこの一山の暗さかな |
2024年4月24日 07時45分更新(随時更新中)