現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2013年7月24日のデイリーキーワードランキング
1 | 水の地球すこしはなれて春の月 |
2 | 老鶯朝から気前よく鳴く生きめやも |
3 | 念力のゆるめば死ぬる大暑かな |
4 | 向日葵や信長の首切り落とす |
5 | いなびかり北よりすれば北を見る |
6 | 匙なめて童たのしも夏氷 |
7 | 青柿や化粧して顔苦しかり |
8 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
9 | 雀らも海かけて飛べ吹流し |
10 | 蝉しぐれ八月尽の蝉しぐれ |
11 | 海に出て木枯帰るところなし |
12 | 芋の露連山影を正しうす |
13 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
14 | 百千鳥ラジオ体操きよらかに |
15 | 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 |
16 | 痰一斗糸瓜の水も間に合はず |
17 | わが庭の時空とぎれるところ薔薇 |
18 | 日当たりに洗ひたてたる大根かな |
19 | 暑中見舞の言葉がうれし昼の星 |
20 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
21 | 帰る頃祭太鼓の近づきぬ |
22 | 王宮へ喇叭が鳴るよ秋高し |
23 | 兎も片耳垂るる大暑かな |
24 | 心眼の遂に溶け出し極暑かな |
25 | 海中に都ありとぞ鯖火もゆ |
26 | 醜男のやさしき言葉舟遊び |
27 | 咳をしても一人 |
28 | 八月や六日九日十五日 |
29 | 妻が持つ薊の棘を手に感ず |
30 | 夏暁我を亡ぼす夢に覚む |
31 | 木雫は雨より太し青楓 |
32 | とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな |
33 | 夕立が洗つていつた茄子をもぐ |
34 | ものの種にぎればいのちひしめける |
35 | 望郷の夢見もあらむ浮寝鳥 |
36 | てるてる坊主くるくる廻り梅雨の明け |
37 | サングラス掛けて妻にも行くところ |
38 | 谺して山ほととぎすほしいまゝ |
39 | 薮てまり句を案ずるは鬼相なり |
40 | 闇汁の杓子を逃げしものや何 |
41 | 寒鯉の黒光りして斬られけり |
42 | 金魚玉天神祭映りそむ |
43 | 親友の逝く鶯鳴くを待たずして |
44 | 少年の時間の余る夜店かな |
45 | 祭笛袋より抜く海静か |
46 | 八月尽鋭角に眉整へむ |
47 | 行けど行けど一頭の牛に他ならず |
48 | 金魚大鱗夕焼の空の如きあり |
49 | ざりがにのあとずさりする大暑かな |
50 | 火の山の裾に夏帽振る別れ |
2024年9月23日 08時50分更新(随時更新中)