現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2018年7月27日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 秋気満つ水面に朱き太鼓橋 |
3 | 車椅子 さみしき笑い知り得たる |
4 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
5 | 雛壇の前美しき時間かな |
6 | たんぽぽや日はいつまでも大空に |
7 | 人の名を思い出せずに四方の春 |
8 | 松籟や百日の夏来りけり |
9 | 夏の暮れとは清盛のものならむ |
10 | 算術の少年しのび泣けり夏 |
11 | 朝顔の紺のかなたの月日かな |
12 | 歳時記は疲れています花は葉に |
13 | 匙なめて童たのしも夏氷 |
14 | 湖のしじまばかりに秋気満つ |
15 | 宇治川をわたりおほせし胡蝶かな |
16 | 曼珠沙華老の闘魂燃やしけり |
17 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
18 | 鵯のそれきり鳴かず雪の暮 |
19 | 秋鶏が見てゐる陶の卵かな |
20 | 葱白し束ねて何か忘れゐし |
21 | 牛と夫婦になる白いエプロンの農婦 |
22 | 向日葵や信長の首切り落とす |
23 | ほととぎすあすはあの山こえて行かう |
24 | 天地水明あきあきしたる峠の木 |
25 | 梅咲けりモーツアルトが居るやうに |
26 | 混沌と夢のあとさきしぐれをり |
27 | 穴井太いる乱調の二月かな |
28 | 蝶墜ちて大音響の結氷期 |
29 | 露人ワシコフ叫びて石榴打ち落す |
30 | 芽木あかり起き伏し荒く響くかな |
31 | やりおおせないままに春くれてくる |
32 | 水枕ガバリと寒い海がある |
33 | 葉桜の下帰り来て魚に塩 |
34 | 薄氷を踏みに戻りし少女かな |
35 | 秋の橋渡り一番列車待つ |
36 | 料峭や人より長き棒の影 |
37 | 萩の風気分はなんとなく古典 |
38 | 園児らの鼓笛に乘つて春がきた |
39 | 緑陰に由来科の木信濃の木 |
40 | 花曇り受け皿のない正午 |
41 | お中元おなじやうなる句集来る |
42 | 秋風や心の中の幾山河 |
43 | ジャスミンの歩道清しい富士の裾 |
44 | 一村のうすうすといる狐雨 |
45 | 喰いなんしょ旅籠名残りのずんだ餅 |
46 | 日本列島たちまちさくらさくらかな |
47 | 麻酔覚め凜々と冴え返る |
48 | 湖の流燈去らず去り難し |
49 | 秋惜む神をおそれぬ高さより |
50 | 竹の葉騒は冴ゆる眼鏡に數知れず |
2024年4月25日 09時11分更新(随時更新中)