現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2017年4月19日のデイリーキーワードランキング
1 | 清明や街道の松高く立つ |
2 | ちるさくら海あをければ海へちる |
3 | たんぽぽや日はいつまでも大空に |
4 | せきをしてもひとり |
5 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
6 | 半夏生ゴッホ展出てよりの難聴 |
7 | 飛花落花命ひらひらしていたる |
8 | 酔漢の睡りの中も飛花落花 |
9 | 穀雨かな世の一隅に安らぎて |
10 | 紫蘇壺を深淵覗くごとくする |
11 | 松本あめ市風の子集め日を集め |
12 | うれしさの狐手を出せ曇り花 |
13 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
14 | じゃんけんで負けて螢に生れたの |
15 | 幾星霜不動の大山花みかん |
16 | さくらさくら空に別れを惜しむなり |
17 | 春蘭の花とりすつる雲の中 |
18 | 考える人は考え昭和の日 |
19 | 葉桜や人に知られぬ昼あそび |
20 | 海に出て木枯帰るところなし |
21 | 行く方にまた満山の桜かな |
22 | 毛糸玉或る時いのちふっと無し |
23 | 妻の愚痴聞きあきました金魚鉢 |
24 | 砥石と刃濡れて相減り冬は冬 |
25 | 空襲の夜を知る川ぞ陽炎へる |
26 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
27 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
28 | 相撲乗せし便船のなど時化となり |
29 | いっせいに毛虫孵りて毛虫に会う |
30 | 大往生大往生とけらつつき |
31 | 春の山らくだのごとくならびけり |
32 | ピーマン切って中を明るくしてあげた |
33 | きらめきて萍紅葉はじまりし |
34 | 多喜二忌が近し鉛筆削るにおい |
35 | つばくらめナイフに海の蒼さあり |
36 | 行く所又行く所花万朶 |
37 | 湯上りの指やはらかし足袋のなか |
38 | 馬酔木咲く丘は野となり丘となる |
39 | あなうらのひややけき日の夜の野分 |
40 | 世の隅に生きて清和の天仰ぐ |
41 | 廃屋の影そのままに移る月 |
42 | 磐石を掴みて鷹の双びけり |
43 | 塋域はまかせ給へと道をしへ |
44 | 神にませばまこと美はし那智の滝 |
45 | 花筏これより先は神田川 |
46 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
47 | 夜目に光る蛙ひき逃げ事件なり |
48 | 春の森出て来る人に挨拶す |
49 | 御本尊阿弥陀露座仏花あかり |
50 | 元日の開くと灯る冷蔵庫 |
2024年9月26日 05時38分更新(随時更新中)