現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2018年3月の月間キーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 花散るや耳ふって馬おとなしき |
3 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
4 | 毎年よ彼岸の入りに寒いのは |
5 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
6 | 越の香を抱き白鳥の北帰行 |
7 | 海に出て木枯帰るところなし |
8 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
9 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
10 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
11 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
12 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
13 | 白梅や老子無心の旅に住む |
14 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
15 | 露人ワシコフ叫びて石榴打ち落す |
16 | 梅咲いて庭中に青鮫が来ている |
17 | さくらさくら空に別れを惜しむなり |
18 | 水脈の果て炎天の墓碑を置きて去る |
19 | 木の根明く胎児はなにを見てをるや |
20 | 水枕ガバリと寒い海がある |
21 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
22 | おちついて死ねそうな草萌ゆる |
23 | おおかみに蛍が一つ付いていた |
24 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
25 | 日々重く声も大きく梅ふふむ |
26 | 糸瓜咲て痰のつまりし仏かな |
27 | 妻が持つ薊の棘を手に感ず |
28 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
29 | 高嶺星蚕飼の村は寝しづまり |
30 | 旅立ちの色整えよ冬の草 |
31 | 海くれて鴨のこゑほのかに白し |
32 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
33 | 雹晴れて豁然とある山河かな |
34 | 葉桜の下帰り来て魚に塩 |
35 | 秋の航一大紺円盤の中 |
36 | 幾度も雪の深さを尋ねけり |
37 | ちるさくら海あをければ海へちる |
38 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
39 | 墓のうらに廻る |
40 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
41 | 月光ほろほろ風鈴に戯れ |
42 | 風鈴のひとり言きく 夕茜 |
43 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
44 | 勇気こそ地の塩なれや梅真白 |
45 | 卒業の兄と来てゐる堤かな |
46 | 落椿とはとつぜんに華やげる |
47 | 催花雨や空き家に人の出入りして |
48 | 老境の静謐といふ梅日和 |
49 | ふりむかぬ大勢に射す春の日矢 |
50 | 流氷や宗谷の門波荒れやまず |
2024年9月21日 04時40分更新(随時更新中)