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 現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング

 2015年5月6日のデイリーキーワードランキング

1

しぐるるや死なないでゐる
2

せきをしてもひとり
3

いなびかり北よりすれば北を見る
4

家々や菜の花いろの燈をともし
5

外にも出よ触るるばかりに春の月
6

しぐるるや蒟蒻冷えて臍の上
7

水の地球すこしはなれて春の月
8

赤蜻蛉筑波に雲もなかりけり
9

ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな
10

小さな秋優しい声を聞きました
11

暗黒や関東平野に火事一つ
12

磨崖仏千年が過ぎ蝶が過ぐ
13

戦争が廊下の奥に立つてゐた
14

春昼の冷蔵庫より黒き汁
15

再会のちよつと嬉しき夏はじめ
16

しぐるるや駅に西口東口
17

滝落ちて群青世界とどろけり
18

プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ
19

柿若葉重なりもして透くみどり
20

春風や闘志いだきて丘に立つ
21

青蛙おのれもペンキぬりたてか
22

逢うために母は銀河の駅に佇つ
23

柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺
24

紅葉駕下り着きけり山ホテル
25

九十九里浜に白靴提げて立つ
26

秋風やひとさし指は誰の墓
27

透きとほる一番星や夏立ちぬ
28

飽きるほど海を見てきて柏餅
29

女身仏に春剥落のつづきをり
30

清明や街道の松高く立つ
31

夏立ちぬ書斎の壁に芋銭の絵
32

たんぽぽや日はいつまでも大空に
33

なぜみちのくなぜ三・一一なぜに君
34

金剛の露ひとつぶや石の上
35

父ほどの男に逢はず漆の実
36

玉の如き小春日和を授かりし
37

高階に見る逆光のアキアカネ
38

青葉闇無我とは山の巌かな
39

自画像をふせたるままに新樹光
40

ひとり来て煮魚定食しぐるるや
41

門とぢて良夜の石と我は居り
42

雷鳴に暴れ出したる鯉のぼり
43

うまそうなあさのおひさまいねのはな
44

冬菊のまとふはおのがひかりのみ
45

新茶汲むいつもの夫婦茶碗かな
46

日と月のごとく二輪の寒椿
47

まなうらに薄き玻璃ある二月かな
48

どの子にも涼しく風の吹く日かな
49

方丈の大庇より春の蝶
50

目つむりていても吾を統ぶ五月の鷹


2024年4月18日 22時48分更新(随時更新中)
 

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