現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2015年8月27日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 水の地球すこしはなれて春の月 |
3 | シーツみたいな海だな鳥たちは死んでしまった |
4 | チチポポと鼓打たうよ花月夜 |
5 | 切株やいくさしてきた星あかり |
6 | 友情が心の支え冬ぬくし |
7 | 浴衣着て少女の乳房高からず |
8 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
9 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
10 | いなびかり北よりすれば北を見る |
11 | 夫癒えて寝息ととのう花月夜 |
12 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
13 | 暗黒や 関東平野に 火事一つ |
14 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
15 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
16 | もう一人の自分をさがす初鏡 |
17 | 仏像の事典みつけし涼新た |
18 | 薄氷の吹かれて端の重なれる |
19 | 船の名の月に読まるる港かな |
20 | 石臼の今は踏み石処暑の風 |
21 | 戦争が廊下の奥に立つてゐた |
22 | くろがねの秋の風鈴鳴りにけり |
23 | 蔓踏んで一山の露動きけり |
24 | がんばるわなんて言うなよ草の花 |
25 | 算術の少年しのび泣けり夏 |
26 | フアクシミリ紫雲英田一枚送りたし |
27 | 青空や花は咲くことのみ思ひ |
28 | 一日を悔いなく生きて紅芙蓉 |
29 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
30 | 文字忘れ言葉忘れて夏過ぎぬ |
31 | 牡丹百二百三百門一つ |
32 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
33 | 子の話して別れたる晩夏光 |
34 | 墓のうらに廻る |
35 | 秋鯖や上司罵るために酔ふ |
36 | 蓮の実飛ぶ年々に子の遠くなり |
37 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
38 | この壺を最も好む紫苑さす |
39 | とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな |
40 | 桜散るあなたも河馬になりなさい |
41 | 蝉時雨つくつく法師きこえそめぬ |
42 | 初時雨帯むらさきに逢はむとす |
43 | 今日ありて銀河をくぐりわかれけり |
44 | ひとりの灯消しこほろぎの貌になる |
45 | てのひらに落花とまらぬ月夜かな |
46 | 六月の氷菓一盞の別れかな |
47 | 遠泳や高波越ゆる一の列 |
48 | 秋空に風の道ありさざ波す |
49 | 新米に麦すこし入れ仲良きかな |
50 | 星空へ店より林檎あふれをり |
2024年3月29日 03時49分更新(随時更新中)