現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2021年4月7日のデイリーキーワードランキング
1 | おにはにはにはにはとりがゐるはるは |
2 | 筒鳥を幽かにすなる木のふかさ |
3 | 鳥の巣日進月歩しているか |
4 | 若葉萌ゆ色に百歳樹の強さ |
5 | かの窓のかの夜長星ひかりいづ |
6 | から松は淋しき木なり赤蜻蛉 |
7 | やらやらと朝やつてくる蝶氏など |
8 | 葉桜の下帰り来て魚に塩 |
9 | 良寛の乞食のみち田植かな |
10 | 春を抱くように色添え邑眠る |
11 | 苗代に音なし旅の吾等過ぐ |
12 | ピーマン切って中を明るくしてあげた |
13 | たんぽぽの乳拭く何か拭き足らぬ |
14 | 側室の部屋は離れに夕落葉 |
15 | 露草や飯吹くまでの門歩き |
16 | 椅子の位置変へ一刻の春日濃し |
17 | 冷海へ漕ぎ出て岸に鈍角充つ |
18 | 鶏の肉食ひて師走の雲ばかり |
19 | 鮟鱇鍋酔の壮語を楯として |
20 | ほのかなる少女のひげの汗ばめる |
21 | サイコロは六の上り目初笑い |
22 | 夏館毀誉褒貶の外にあり |
23 | うちの蝶としてとんでいるしばらく |
24 | 雪渓を仰ぐ反り身に支へなし |
25 | チチポポと鼓打たうよ花月夜 |
26 | 花は葉に駅舎新たな風を生む |
27 | 鮭五郎はなしの種に食べてみる |
28 | 陽のぬくみある敷石骨を胸に飾り |
29 | どの家にも修羅一人あり墓洗ふ |
30 | むかご飯握ってくれし姉逝きぬ |
31 | 北京昼月鵲のゆくところかな |
32 | 下仁田の葱を庖丁始めかな |
33 | 馬酔木より低き門なり浄瑠璃寺 |
34 | 伊豆の海紺さすときに桃の花 |
35 | もがり笛よがりのこゑもまぎれけり |
36 | 嗚呼と言えば淋しい蛇が穴を出る |
37 | エプリルフール脚投げ出して足寂し |
38 | 秋山の襞を見てゐる別れかな |
39 | 歳時記は疲れています花は葉に |
40 | ぜんまいののの字ばかりの寂光土 |
41 | 煙草の花改札口に子供の瞳 |
42 | 鶴舞ふや日は金色の雲を得て |
43 | 汽車よりも汽船長生き春の沖 |
44 | 雲の上に立山すわる春日かな |
45 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
46 | 餅焼くや行方不明の夢ひとつ |
47 | 春曙何すべくして目覺めけむ |
48 | 蛍火に人集まりて静かなり |
49 | 喜寿傘寿まだまだ若き竹の春 |
50 | 卒業の兄と来てゐる堤かな |
2025年8月29日 04時29分更新(随時更新中)