現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2015年8月20日のデイリーキーワードランキング
1 | 月光の帯 玄鯨の帰りゆく |
2 | 夕ごころはなやぎ迎ふ二星かな |
3 | ごまめ噛むちちは明治の漢なり |
4 | せきをしてもひとり |
5 | 蓮の実飛ぶ年々に子の遠くなり |
6 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
7 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
8 | いなびかり北よりすれば北を見る |
9 | くろがねの秋の風鈴鳴りにけり |
10 | 仏像の事典みつけし涼新た |
11 | 石臼の今は踏み石処暑の風 |
12 | 濃淡の退屈色に四葩咲く |
13 | カンナ咲く遥かな海を照らしつつ |
14 | 草餅を食べて乳房の柔らかし |
15 | ものの種にぎればいのちひしめける |
16 | 早苗饗のいちにち湯野の湯の熱き |
17 | 薄氷の吹かれて端の重なれる |
18 | 将門の関八州に野火走る |
19 | 水の地球すこしはなれて春の月 |
20 | 張りとほす女の意地や藍ゆかた |
21 | プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ |
22 | 逆剃りの写楽の鄂や小春凪 |
23 | 雪柳真っ白に白盛り上がる |
24 | 我が声の吹き戻さるる野分かな |
25 | お数珠袋にどんぐり一つ忌を修す |
26 | 法師蝉しみじみ耳のうしろかな |
27 | 連翹の晴れて絢爛たる写楽 |
28 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
29 | 亡夫の影消えてしまいぬ枯葉道 |
30 | 屋上に見し朝焼のながからず |
31 | 算術の少年しのび泣けり夏 |
32 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
33 | とある朝やる気ふつふつ蜆汁 |
34 | とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな |
35 | 白菊の白妙甕にあふれける |
36 | 白露や死んでゆく日も帯締めて |
37 | 台風の目に釘付けの写楽かな |
38 | 蝶墜ちて大音響の結氷期 |
39 | 西瓜切るあれこれ独りになりて切る |
40 | 白波が白波追へり九月尽 |
41 | 友情が心の支え冬ぬくし |
42 | 川の絵が上手ですから早起きです |
43 | 峰雲を積みあげてゆく歩荷かな |
44 | 雨あがり晩夏の月の曇りなし |
45 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
46 | 蔓踏んで一山の露動きけり |
47 | 蝉しぐれ八月尽の蝉しぐれ |
48 | おそるべき君等の乳房夏来る |
49 | 遠山に日の当りたる枯野かな |
50 | 残雪やごうごうと吹く松の風 |
2024年4月24日 12時48分更新(随時更新中)