現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2018年5月25日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
3 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
4 | 芋の露連山影を正しうす |
5 | 絶えず人いこふ夏野の石一つ |
6 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
7 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
8 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
9 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
10 | えんとつに雌雄のありし花野末 |
11 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
12 | こんなよい月を一人で見て寝る |
13 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
14 | 花散るや耳ふって馬おとなしき |
15 | 星空へ店より林檎あふれをり |
16 | 幾度も雪の深さを尋ねけり |
17 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
18 | 酔漢の睡りの中も飛花落花 |
19 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
20 | 囀をこぼさじと抱く大樹かな |
21 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
22 | 赤蜻蛉筑波に雲もなかりけり |
23 | 橋ふたつ越えたあたりの薄暑光 |
24 | ちるさくら海あをければ海へちる |
25 | あをあをと空を残して蝶分れ |
26 | よしきりやよしふく風にまぎれざる |
27 | てのひらの水の珠玉よ青葉騒 |
28 | 小春日や隣家の犬の名はピカソ |
29 | 露の中万相うごく子の寝息 |
30 | あはれ子の夜寒の床の引けばよる |
31 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
32 | 月面をななめドライブ夏の夜 |
33 | あめんぼと雨とあめんぼと雨と |
34 | つかの間を遊びつくして梅は実に |
35 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
36 | 体育祭雲押し上げる熱気あり |
37 | 菜の花がしあはせさうに黄色して |
38 | 凡そ天下に去来程の小さき墓に参りけり |
39 | 鳥羽殿へ五六騎いそぐ野分哉 |
40 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
41 | 分け入つても分け入つても青い山 |
42 | 嘘のやう影のやうなる黒揚羽蝶 |
43 | 白桃を今虚無が泣き滴れり |
44 | かたつむり甲斐も信濃も雨のなか |
45 | セレベスに女捨てきし畳かな |
46 | 墓のうらに廻る |
47 | おそるべき君等の乳房夏来る |
48 | 両の掌に卵が三つ遠き火事 |
49 | てるてる坊主くるくる廻り梅雨の明け |
50 | 暖かや飴の中から桃太郎 |
2024年9月21日 11時55分更新(随時更新中)