現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2020年1月31日のデイリーキーワードランキング
1 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
2 | 牡丹百二百三百門一つ |
3 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
4 | 分け入つても分け入つても青い山 |
5 | 常夏の碧き潮あびわが育つ |
6 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
7 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
8 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
9 | ぜんまいののの字ばかりの寂光土 |
10 | 鶴舞ふや日は金色の雲を得て |
11 | 冬蜂の死にどころなく歩きけり |
12 | 長い派兵でこぽん丸くなる途中 |
13 | 水枕ガバリと寒い海がある |
14 | 戦争が廊下の奥に立つてゐた |
15 | 痩馬のあはれ機嫌や秋高し |
16 | 露の土踏んで脚透くおもひあり |
17 | 地下鉄のキップは蝶のようなもの |
18 | 寒雷やびりりびりりと真夜の玻璃 |
19 | をみなえし又きちかうと折りすすむ |
20 | 春あさし人のえにしの絶ちがたく |
21 | 算術の少年しのび泣けり夏 |
22 | 鷹のつらきびしく老いて哀れなり |
23 | 流氷や宗谷の門波荒れやまず |
24 | 火事跡に青空があり一人の他者 |
25 | 萬緑の中や吾子の歯生え初むる |
26 | 一月の川一月の谷の中 |
27 | 紅梅や病臥に果つる二十代 |
28 | 蝉時雨子は担送車に追ひつけず |
29 | 海に出て木枯帰るところなし |
30 | うりずんのたてがみ青くあおく梳く |
31 | 山陰や一村暮るゝ麻畠 |
32 | ちるさくら海あをければ海へちる |
33 | 二の足を軽くしている猫柳 |
34 | 腰低き男踊りや風の盆 |
35 | 木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ |
36 | 少年の見遣るは少女鳥雲に |
37 | 人形を射つ流燈の町の辻 |
38 | 大釜の飯噴く匂ひ朝桜 |
39 | 行乞の鉄鉢に雪降りにけり |
40 | 瑞照りの蛇と居りたし誰も否 |
41 | おおかみに蛍が一つ付いていた |
42 | 露人ワシコフ叫びて石榴打ち落す |
43 | プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ |
44 | 萬緑の中や吾子の歯生え初むる - |
45 | 見えさうな金木犀の香なりけり |
46 | 初風呂のさら湯は毒と知りながら |
47 | 芋の露連山影を正しうす |
48 | 鯛の骨たたみにひらふ夜寒かな |
49 | 木の根明く胎児はなにを見てをるや |
50 | とある朝 ボレロのような秋の雲 |
2024年5月14日 02時42分更新(随時更新中)