現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2019年8月27日のデイリーキーワードランキング
1 | 地の涯に倖せありと来しが雪 |
2 | 響爽かいただきますといふ言葉 |
3 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
4 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
5 | 乳母車夏の怒濤によこむきに |
6 | 牡丹百二百三百門一つ |
7 | 芋の露連山影を正しうす |
8 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
9 | 月山の子狐跳べる良夜かな |
10 | 何か求むる心海へ放つ |
11 | くろがねの秋の風鈴鳴りにけり |
12 | 蕩々と闇に綺羅ひく冬銀河 |
13 | どれも口美し晩夏のジャズ一団 |
14 | 掌に受ける水の重さよ八月忌 |
15 | 父の忌にあやめの橋をわたりけり |
16 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
17 | やつぱり一人がよろしい雑草 |
18 | 一切を抛擲し去り大昼寝 |
19 | チチポポと鼓打たうよ花月夜 |
20 | 花散るや耳ふって馬おとなしき |
21 | 跳箱の突き手一瞬冬が来る |
22 | 葡萄食ふ一語一語の如くにて |
23 | 若鮎の二手になりて上りけり |
24 | 春着きて孔雀の如きお辞儀かな |
25 | 八月や六日九日十五日 |
26 | 黄金田の方へ曲がりし鼓笛隊 |
27 | 手鞠唄かなしきことをうつくしく |
28 | 木曽路ゆく我も旅人散る木の葉 |
29 | すさまじや黙して語る楸邨碑 |
30 | あはあはと吹けば片寄る葛湯かな |
31 | 六月の氷菓一盞の別れかな |
32 | この樹登らば鬼女となるべし夕紅葉 |
33 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
34 | 眼帯に死蝶かくして山河越ゆ |
35 | 銀行員等朝より蛍光す烏賊のごとく |
36 | せきをしてもひとり |
37 | すっかり女浴衣姿の孫娘 |
38 | やり羽子や油のやうな京言葉 |
39 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
40 | 墓のうらに廻る |
41 | ラッシュよほら空はむらさきに暮れてゆく |
42 | ふるさとは海に溺れよ茜雲 |
43 | 飯噴いてあなたこなたで倒れる犀 |
44 | 流氷や宗谷の門波荒れやまず |
45 | 蜻蛉生れ遠まなざしの人体図 |
46 | 日と月のごとく二輪の寒椿 |
47 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
48 | 秋風や模様のちがふ皿二つ |
49 | 愛藏す東籬の詩あり菊枕 |
50 | 桃青し赤きところの少しあり |
2024年4月27日 05時50分更新(随時更新中)