現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2019年12月10日のデイリーキーワードランキング
1 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
2 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
3 | 海に出て木枯帰るところなし |
4 | がんばるわなんて言うなよ草の花 |
5 | 黒猫の子のぞろぞろと月夜かな |
6 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
7 | 来しかたや馬酔木咲く野の日のひかり |
8 | 芋の露連山影を正しうす |
9 | たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ |
10 | 星空へ店より林檎あふれをり |
11 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
12 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
13 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
14 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
15 | 天皇の白髪にこそ夏の月 |
16 | くろがねの秋の風鈴鳴りにけり |
17 | やり羽子や油のやうな京言葉 |
18 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
19 | ひつぱれる糸まつすぐや甲虫 |
20 | 摩天楼より新緑がパセリほど |
21 | 蟻よバラを登りつめても陽が遠い |
22 | われの星燃えてをるなり星月夜 |
23 | 納め句座切字が人の和を結ぶ |
24 | さきだてる鵞鳥踏まじと帰省かな |
25 | 我家まで月の一すぢ |
26 | 木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ |
27 | 分け入つても分け入つても青い山 |
28 | 蝶々のもの食ふ音の静かさよ |
29 | 空は太初の青さ妻より林檎うく |
30 | 雪の原犬沈没し躍り出づ |
31 | まだもののかたちに雪の積もりをり |
32 | 螢獲て少年の指みどりなり |
33 | 白波や冬の松より手を離す |
34 | 高々と蝶こゆる谷の深さかな |
35 | 流氷や宗谷の門波荒れやまず |
36 | 鳥羽殿へ五六騎いそぐ野分哉 |
37 | 冬の水一枝の影も欺かず |
38 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
39 | 見送りて目薬をさす帰雁かな |
40 | 湯上がりのごと雲間の冬満月 |
41 | 泥鰌浮いて鯰も居るというて沈む |
42 | 漬物桶に塩ふれと母は産んだか |
43 | また一人遠くの芦を刈りはじむ |
44 | 萬緑の中や吾子の歯生え初むる |
45 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
46 | 乳母車夏の怒濤によこむきに |
47 | こほろぎのこの一徹の貌を見よ |
48 | をととひのへちまの水も取らざりき |
49 | てふてふうらうら天へ昇るか |
50 | 梅二月ひかりは風とともにあり |
2024年9月23日 02時29分更新(随時更新中)