現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2018年4月27日のデイリーキーワードランキング
1 | 梨の花郵便局で日が暮れる |
2 | せきをしてもひとり |
3 | 女身仏に春剥落のつづきをり |
4 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
5 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
6 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
7 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
8 | 清明や街道の松高く立つ |
9 | 穀雨かな世の一隅に安らぎて |
10 | 枯野はも縁の下までつづきをり |
11 | たんぽぽや日はいつまでも大空に |
12 | 春来る童子の群れて来る如く |
13 | 木の根明く胎児はなにを見てをるや |
14 | 寐かさなき母になられし蒲団かな |
15 | ちるさくら海あをければ海へちる |
16 | 鶏頭を折り後頭を失へり |
17 | 冬山の先祖の木が哭いている |
18 | 日と月のごとく二輪の寒椿 |
19 | 水を火にのせて座りぬ冬の底 |
20 | 蟬しぐれ一冊抜けば傾けり |
21 | 善人と歩く日向の枇杷の花 |
22 | 極楽の余り風欲し油照り |
23 | 分け入つても分け入つても青い山 |
24 | 死にもせぬ芒の海に入りにけり |
25 | 雲くらき父母の国より百合根くる |
26 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
27 | 新緑の街を見ている風見鶏 |
28 | 一歩前へ出て雪山をまのあたり |
29 | 雀らも海かけて飛べ吹流し |
30 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
31 | 先づ心強くあれかし大旦 |
32 | 秋風や歩くと決めしときにバス |
33 | 月蝕下大根おろしがうまくすれた |
34 | 京へつくまでに暮れけりあやめぐさ |
35 | 山までの雲は春雲影の声 |
36 | 虹に謝す妻よりほかに女知らず |
37 | 今日の喪へ開くあかるき傘の |
38 | 白侘助さがしもの透き通りをり |
39 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
40 | 野茨の花みな白し海光る |
41 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
42 | 酔漢の睡りの中も飛花落花 |
43 | 幾度も雪の深さを尋ねけり |
44 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
45 | 春の浜大いなる輪が画いてある |
46 | 花散るや耳ふって馬おとなしき |
47 | 跳箱の突き手一瞬冬が来る |
48 | 明日は明日 今日咲ききって日々草 |
49 | 春隣何処まで来たか風見鶏 |
50 | 赤蜻蛉筑波に雲もなかりけり |
2024年4月23日 23時15分更新(随時更新中)