現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年12月25日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 一行の添え書に見る年賀状 |
3 | 春雷や胸の上なる夜の厚み |
4 | 初暦知らぬ月日は美しく |
5 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
6 | 蕪村忌や蕪村を知れる人や誰 |
7 | 去年今年貫く棒の如きもの |
8 | レノン忌や学徒の軍靴雨しぶく |
9 | しぐるるや蒟蒻冷えて臍の上 |
10 | 呟きは言葉となれり師走風 |
11 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
12 | 空瓶透き大人ばかりの家の冬 |
13 | 梨咲くと葛飾の野はとの曇り |
14 | へろへろとワンタンすするクリスマス |
15 | 清水汲む心はるばる来つるかな |
16 | 冬日向小石裏返してやりぬ |
17 | 筆硯に多少のちりも良夜かな |
18 | 一月の川一月の谷の中 |
19 | 日向ぼこ佛掌の上にゐる思ひ |
20 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
21 | 学問のさびしさに堪へ炭をつぐ |
22 | 亡き友の遺著また届く師走かな |
23 | 年の瀬を俳諧舟はながれゆく |
24 | 還暦をすぎ春風のよく見える |
25 | GWの窓からピアノ飛びだした |
26 | 曳かれる牛が辻でずつと見廻した秋空だ |
27 | 桜には馬が似合うと思いおり |
28 | 玉の如き小春日和を授かりし |
29 | 菜の花やはつと明るき町はづれ |
30 | 降る雪や明治は遠くなりにけり |
31 | てふてふひらひらいらかをこえた |
32 | 時鳥厠半ばに出かねたり |
33 | 風鈴のひとり言きく 夕茜 |
34 | 合併の市長選挙や風疼く |
35 | 勇気こそ地の塩なれや梅真白 |
36 | 一隅の冬至かぼちゃに日が当る |
37 | 桜咲く母校に古りしピアノかな |
38 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
39 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
40 | これよりの炎ゆる百日セロリ噛む |
41 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
42 | 深雪の富岳は重き無音界 |
43 | 海にマグマ山にマグマや日記果つ |
44 | ひとり言聞く人のゐし松の内 |
45 | 飯強し母の着給ふ白絣 |
46 | 空つぽのこころは奈落もがり笛 |
47 | ペンギンのおじぎ今日より春と呼ぶ |
48 | 老若を問はぬ未来図秋澄めり |
49 | 芋の露連山影を正しうす |
50 | 空咳ではじまる訓話紀元節 |
2024年4月24日 08時17分更新(随時更新中)