現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2018年1月24日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 海に出て木枯帰るところなし |
3 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
4 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
5 | 母の日のてのひらの味塩むすび |
6 | 手鞠唄かなしきことをうつくしく |
7 | 年過ぎてしばらく水尾のごときもの |
8 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
9 | 芋の露連山影を正しうす |
10 | 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 |
11 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
12 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
13 | たんぽぽや日はいつまでも大空に |
14 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
15 | 水枕ガバリと寒い海がある |
16 | 正月の雪真清水の中に落つ |
17 | お悔やみに言いそびれたる忘れ花 |
18 | 愛妻家小西昭夫氏蠅叩く |
19 | 朧なる夜にして凍る雪を踏む |
20 | 粉雪と思わば風の散らす雪 |
21 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
22 | ものの種にぎればいのちひしめける |
23 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
24 | 陽の匂い土の匂いの裸の子 |
25 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
26 | 炎天の遠き帆やわがこころの帆 |
27 | 花散るや耳ふって馬おとなしき |
28 | 冬蜂の死にどころなく歩きけり |
29 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
30 | 山又山山桜又山桜 |
31 | 光堂より一筋の雪解水 |
32 | 機関車の切り離されて雪しまく |
33 | 蛇逃げて我を見し眼の草に残る |
34 | 夫と子をふつつり忘れ懐手 |
35 | 立冬のことに草木のかがやける |
36 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
37 | 村までの道一筋の氷店 |
38 | 雪の原犬沈没し躍り出づ |
39 | 七夕や髪ぬれしまま人に逢ふ |
40 | 結界の紅茸どもへ鐘一打 |
41 | 大濤にをどり現れ初日の出 |
42 | 涙痕の侫武多となりて戻りけり |
43 | 去年今年貫く棒の如きもの |
44 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
45 | 鷹のつらきびしく老いて哀れなり |
46 | 柿ばかり灯れる村となりにけり |
47 | 茅花野のそよ風人を励ましむ |
48 | 球場に万の空席初燕 |
49 | 七五三父似母似の巧みなり |
50 | 己が影を削り霜夜の木地師かな |
2024年9月21日 12時02分更新(随時更新中)