現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2012年3月19日のデイリーキーワードランキング
1 | 毎年よ彼岸の入りに寒いのは |
2 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
3 | 春ひとり槍投げて槍に歩み寄る |
4 | 風花や首を揃へてフラミンゴ |
5 | 越の香を抱き白鳥の北帰行 |
6 | 野山枯れ音なき雨をひからしむ |
7 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
8 | 発熱に似るさんしゅうの花月余り |
9 | 近松忌女死ぬまで何か負う |
10 | 行く我にとどまる汝に秋二つ |
11 | 蛇衣を脱ぐ身の長さかこちつつ |
12 | 叔父の僧姪の舞妓や大石忌 |
13 | 野遊びの着物のしめり老夫婦 |
14 | 拔け道にしつかり根付く母子草 |
15 | 学問のさびしさに堪へ炭をつぐ |
16 | こでまりのこぼれんとしてこぼれざる |
17 | 水洟や鼻の先だけ暮れ残る |
18 | 雪解川名山けづる響かな |
19 | 雪片のつれ立ちてくる深空かな |
20 | 死ぬまでは言うこと効かぬくすり指 |
21 | 降る雪や明治は遠くなりにけり |
22 | かあちゃんよ今はどのへん春彼岸 |
23 | 四月馬鹿こだわりすぎて笑われる |
24 | あえかなる薔薇撰りをれば春の雷 |
25 | いなびかり北よりすれば北を見る |
26 | 木の芽風アキレス腱をやはらかに |
27 | 鳥帰る近江に白き皿重ね |
28 | かごめかごめあの子も消える春霞 |
29 | 生涯の今やもっとも一人静 |
30 | 部屋部屋のうすくらがりや沈丁花 |
31 | 噴きあがる湯けむり八月十五日 |
32 | ぜんまいののの字ばかりの寂光土 |
33 | 諏訪へ続く遠山桜神の道 |
34 | 暗黒や関東平野に火事一つ |
35 | トランプの王家悲しげ四月馬鹿 |
36 | 安宿とあなどるなかれ桜鯛 |
37 | 起立着席羽ばたきの音卒業式 |
38 | 賜りし刻や光やひつじ草 |
39 | 手をつけて海のつめたき桜かな |
40 | 母と寝る一夜豊かに虫の声 |
41 | 花衣ぬぐやまつはる紐いろいろ |
42 | 土筆飯ならば少々神妙に |
43 | かへるさの一粒雨や母子草 |
44 | 残雪の尾根くつきりと伊吹山 |
45 | 葱坊主童の持ちし土光り |
46 | 水の地球すこしはなれて春の月 |
47 | 白葱のひかりの棒をいま刻む |
48 | 妻子いま夕餉のころか初蛙 |
49 | 山みみずぱたぱたはねる縁ありて |
50 | 山陰のフルムーン旅なごり雪 |
2024年9月26日 02時45分更新(随時更新中)