現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2021年3月7日のデイリーキーワードランキング
1 | あたたかな雨が降るなり枯葎 |
2 | あたたかな 雨が降るなり枯葎 |
3 | 棟上げの音秋天を拡げゆく |
4 | 来しかたや馬酔木咲く野の日のひかり |
5 | 吾も春の野に下り立てば紫に |
6 | 勇気こそ地の塩なれや梅真白 |
7 | ゆく春や古りしピアノに古し椅子 |
8 | 火祭りの火よりも闇を畏れけり |
9 | ああいへばかういう兜太そぞろ寒 |
10 | 後ろにも髪脱け落つる山河かな |
11 | 泥鰌浮いて鯰も居るというて沈む |
12 | 雪降れり時間の束の降るごとく |
13 | 蝌蚪流れ花びらながれ蝌蚪ながる |
14 | 初蟬の晴天に白影法師 |
15 | 佳麗な雉子啼けり山河の荒るる国 |
16 | うごけば、寒い |
17 | 百幹の青そそり立つ竹の秋 |
18 | 春や昔十五万石の城下哉 |
19 | 空空たれば漠漠たれば口あけている |
20 | 水澄みて四方に関ある甲斐の国 |
21 | ゆらぎ見ゆ百の椿が三百に |
22 | 七夕や別れに永久とかりそめと |
23 | 春の野へ乗って行こうか縄電車 |
24 | 梅二月ひかりは風とともにあり |
25 | 西鶴の女みな死ぬ夜の秋 |
26 | 蟇ないて唐招提寺春いづこ |
27 | 餅焼く火さまざまの恩にそだちたり |
28 | 鉄ばかり息する区劃に霧休む |
29 | 子等帰りたる冬銀河濃くなりぬ |
30 | のどけさに寝てしまひけり草の上 |
31 | イザナギにイザナミありぬ行々子 |
32 | 生と死のはざまか春が先きに逝く |
33 | ひらひらと月光降りぬ貝割菜 |
34 | 母が降るこの紺碧を嫁ぎゆく |
35 | 空谷を昇る一片風花す |
36 | 百幹に触れて忘れぬ花のいろ |
37 | 真葛原はた葛の花峠みち |
38 | 月光が釘ざらざらと吐き出しぬ |
39 | 鮟鱇のさめざめと泣く眉あらば |
40 | 木の根明く胎児はなにを見てをるや |
41 | 金色の佛ぞおはす蕨かな |
42 | ゆるゆると水恋ふ色に藍の花 |
43 | 桃剥きし刃物がひかる君の皿 |
44 | 春の雪ふる女はまことうつくしい |
45 | をみならも涼しきときは遠を見る |
46 | 雨の沙羅雨あとの沙羅うす月夜 |
47 | チェーンソーに倒さる古木櫻蕊 |
48 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
49 | 常夏の碧き潮あびわが育つ |
50 | 水中の河馬が燃えます牡丹雪 |
2024年9月24日 02時27分更新(随時更新中)