現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2009年5月13日のデイリーキーワードランキング
1 | 菜の花がしあはせさうに黄色して |
2 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
3 | 寂しくて道のつながる年のくれ |
4 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
5 | 鮟鱇の骨まで凍てぶちきらる |
6 | これよりは恋や事業や水温む |
7 | 谺して山ほととぎすほしいまま |
8 | 女人寄りおのもおのもに衣の透ける |
9 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
10 | 万歳の三河の国へ帰省かな |
11 | 匂ひ艶よき柚子姫と混浴す |
12 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
13 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
14 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
15 | 死化粧して水色桔梗なりぬ |
16 | ロダンの首泰山木は花えたり |
17 | ポー河ほとり貰い日和の首だるき |
18 | まぼろしの鹿はしぐるるばかりなり |
19 | この樹登らば鬼女となるべし夕紅葉 |
20 | 階段を突き落されて虹となる |
21 | 赤蜻蛉筑波に雲もなかりけり |
22 | 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 |
23 | 流れ行く大根の葉の早さかな |
24 | 春暁のまだ人ごゑをきかずゐる |
25 | 灯台のように遠くて裸足です |
26 | 重ね着の中に女のはだかあり |
27 | 小雪降るむかしよこはまふらんねる |
28 | 寒雷やびりりびりりと真夜の玻璃 |
29 | 花栗かぶさる貧農の家冴えゆく眼に |
30 | ちるさくら海あをければ海へちる |
31 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
32 | まさをなる空よりしだれざくらかな |
33 | 若鮎の 二手になりて 上りけり |
34 | 青丹よし寧楽の墨する福寿草 |
35 | 早苗饗や葛城の嶺々かき消えて |
36 | 瀧落ちて群青世界とどろけり |
37 | 灰色の象のかたちを見にゆかん |
38 | 冬蜂の死にどころなく歩きけり |
39 | 色々の人々のうちにきえてゆくわたくし |
40 | 初日の壺太平洋に溢れ出す |
41 | 女ざかりといふ語かなしや油照り |
42 | からだの風景を鷹が舞っている |
43 | 田に水が入り千枚の水鏡 |
44 | 春浅き水を渉るや鷺一つ |
45 | 今の間のおういぬふぐり聖人去り |
46 | 色欲もいまは大切柚子の花 |
47 | 黒船の黒の淋しさ靴にあり |
48 | のぞきからくり泡だちやまぬ夜の廃液 |
49 | 男根担ぎ仏壇峠越えにけり |
50 | アイスクリームおいしくポプラうつくしく |
2024年9月26日 18時04分更新(随時更新中)