現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2018年1月29日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | ものの種にぎればいのちひしめける |
3 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
4 | 流氷や宗谷の門波荒れやまず |
5 | 海に出て木枯帰るところなし |
6 | 涙なし蝶かんかんと触れ合いて |
7 | 木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ |
8 | 機関車の切り離されて雪しまく |
9 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
10 | 麗しき春の七曜またはじまる |
11 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
12 | 乙鳥はまぶしき鳥となりにけり |
13 | 星空へ店より林檎あふれをり |
14 | 卒業の兄と来てゐる堤かな |
15 | おちついて死ねそうな草萌ゆる |
16 | 水枕ガバリと寒い海がある |
17 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
18 | 海くれて鴨のこゑほのかに白し |
19 | 谺して山ほととぎすほしいまゝ |
20 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
21 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
22 | 乳母車夏の怒濤によこむきに |
23 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
24 | 秋風や心の中の幾山河 |
25 | 金粉をこぼして火蛾やすさまじき |
26 | 行く方にまた満山の桜かな |
27 | 女身仏に春剥落のつづきをり |
28 | 残雪やごうごうと吹く松の風 |
29 | 流転注意そこは土筆のたまり場よ |
30 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
31 | 吊橋や百歩の宙の秋の風 |
32 | 腰切田の津軽農史や雪霏々と |
33 | 春雨の衣桁に重し恋衣 |
34 | 去年今年貫く棒の如きもの |
35 | 逝くときは火の鳥となる春霞 |
36 | 赤蜻蛉筑波に雲もなかりけり |
37 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
38 | 鶏頭の 十四五本もありぬべし |
39 | 夏草の丈に夫婦の息沈む |
40 | 人生の終章歩む花の道 |
41 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
42 | 青蘆に夕波かくれゆきにけり |
43 | 梅二月ひかりは風とともにあり |
44 | 敗荷やビルに背骨に鬆の走る |
45 | あたたかな雨が降るなり枯葎 |
46 | ここまでくればいそいそと年の暮 |
47 | 馬酔木咲く金堂の扉にわが触れぬ |
48 | 手鞠唄かなしきことをうつくしく |
49 | 凍蝶に指ふるるまでちかづきぬ |
50 | 美しき緑走れり夏料理 |
2024年9月19日 08時40分更新(随時更新中)