現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2010年9月24日のデイリーキーワードランキング
1 | 谺して山ほととぎすほしいまま |
2 | 重ね着の中に女のはだかあり |
3 | 穴に入る背中はまろし梅の |
4 | 白梅や老子無心の旅に住む |
5 | 電子辞書葉裏哀しきかたつむり |
6 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
7 | 窓の雪女体にて湯をあふれしむ |
8 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
9 | 定家忌や勤やすまず川田順 |
10 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
11 | 赤蜻蛉筑波に雲もなかりけり |
12 | 華麗な墓原女陰あらわに村眠り |
13 | 寒雷やびりりびりりと真夜の玻璃 |
14 | 俺に是非を説くな激しき雪が好き |
15 | 口裂かるるまでは凡人青栗笑む |
16 | あはれ子の夜寒の床の引けばよる |
17 | 紫陽花に秋冷いたる信濃かな |
18 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
19 | ふりむかぬ大勢に射す春の日矢 |
20 | 鮟鱇の骨まで凍てぶちきらる |
21 | 芋の露連山影を正しうす |
22 | 叩かれて昼の蚊を吐く木魚哉 |
23 | 欠伸して鳴る頬骨や秋の風 |
24 | 三伏や美濃の要は金華山 |
25 | 白露や死んでゆく日も帯締めて |
26 | 白髪を梳くごわごわと無月かな |
27 | 水といふ水澄むいまをもの狂ひ |
28 | 水着脱ぐや夕かげまとふ瑞乳房 |
29 | 老残の身に寄るしじま冬銀河 |
30 | 夜空より大きな灰や年の市 |
31 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
32 | 冷奴隣に灯先んじて |
33 | 初嵐わが身ひとつの頭陀袋 |
34 | 枯木立月光棒のごときかな |
35 | 山越える山のかたちの夏帽子 |
36 | 草に音立てゝ雨来る秋燕 |
37 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
38 | 仰向きに椿の下を通りけり |
39 | 地に落ちて柿栗青し土用東風 |
40 | 欠伸して水蜜桃が欲しくなりぬ |
41 | ぬくめ酒町屋跡より鶴の骨 |
42 | この樹登らば鬼女となるべし夕紅葉 |
43 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
44 | 水切りの石さらさらと女郎花 |
45 | 首に弁当秋の蜂など山が聳え |
46 | いひぎりの実を宵の雨打ちにけり |
47 | 鴬や前山いよよ雨の中 |
48 | 大寒を死なず挫けず諦めず |
49 | 日が落ちて山脈といふ言葉かな |
50 | 大空のました帽子かぶらず |
2024年9月22日 06時02分更新(随時更新中)