現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年5月21日のデイリーキーワードランキング
1 | いなびかり北よりすれば北を見る |
2 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
3 | せきをしてもひとり |
4 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
5 | ほととぎすあすはあの山こえて行かう |
6 | 薄氷の吹かれて端の重なれる |
7 | マリが住む地球に原爆などあるな |
8 | 囀をこぼさじと抱く大樹かな |
9 | 瑞照りの蛇と居りたし誰も否 |
10 | 水の地球すこしはなれて春の月 |
11 | 星空へ店より林檎あふれをり |
12 | 教会の冷たき椅子を拭く仕事 |
13 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
14 | 闘うて鷹のゑぐりし深雪なり |
15 | たんぽぽや日はいつまでも大空に |
16 | 方丈の大庇より春の蝶 |
17 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
18 | 赤蜻蛉筑波に雲もなかりけり |
19 | かの鷹に風と名づけて飼ひ殺す |
20 | 分け入つても分け入つても青い山 |
21 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
22 | 盃のへこみ可愛ゆし緑雨の夜 |
23 | 戦争が廊下の奥に立つてゐた |
24 | 極月の夜の風鈴責めさいなむ |
25 | 地下鉄にかすかな峠ありて夏至 |
26 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
27 | あをあをと年越す北のうしほかな |
28 | 雨粒のときどき太き野菊かな |
29 | 糸瓜咲て痰のつまりし仏かな |
30 | 暗黒や関東平野に火事一つ |
31 | 雷鳴に暴れ出したる鯉のぼり |
32 | 鶏たちにカンナは見えぬかもしれぬ |
33 | 重ね着の中に女のはだかあり |
34 | 摩天楼より新緑がパセリほど |
35 | どこからが人の領分遠郭公 |
36 | 柿若葉重なりもして透くみどり |
37 | 噴水や人より多き鳥の恋 |
38 | 春の月水の音して上りけり |
39 | バード・ウィーク湖の際まで深緑 |
40 | そら豆むくあきれる程の莢の嵩 |
41 | 秋麗の柩に凭れ眠りけり |
42 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
43 | 若鮎の 二手になりて 上りけり |
44 | 淋しい幽霊いくつも壁を抜けるなり |
45 | 蟻の列しづかに蝶をうかべたる |
46 | 草引くといふ空想の時間かな |
47 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
48 | 風渡る秀の弓なりに今年竹 |
49 | 追伸に春一番と俳句馬鹿 |
50 | 冬の星むすんでひらいて金平糖 |
2024年9月24日 10時46分更新(随時更新中)