現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2018年4月25日のデイリーキーワードランキング
1 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
2 | せきをしてもひとり |
3 | たんぽぽや日はいつまでも大空に |
4 | ガスタンクが夜の目標メーデー来る |
5 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
6 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
7 | 穀雨かな世の一隅に安らぎて |
8 | ちるさくら海あをければ海へちる |
9 | 鳥雲に電動ベッド起き上がる |
10 | 家々や菜の花いろの燈をともし |
11 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
12 | 君はいま大粒の雹、君を抱く |
13 | 清明や街道の松高く立つ |
14 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
15 | 芋の露連山影を正しうす |
16 | 水の地球すこしはなれて春の月 |
17 | 風花舞うかなしみは先ずこめかみに |
18 | 雲雀追ってきて青空でつんのめる |
19 | もの落とす音して八月六日かな |
20 | 一周り柊挿して石に座す |
21 | 形式に息吹きかけて初詣 |
22 | 考える人は考え昭和の日 |
23 | 相ふれてひそやかにあり暁の蝶 |
24 | 健全な長寿大国秋遍路 |
25 | 春の月ビルの裏側食べてをり |
26 | ずかずかと来て冷蔵庫に向かう |
27 | 紺着流す風樹相摶つ七月の |
28 | 灯を当てて桜から夜を引き離す |
29 | 新しき消しゴムの角冬間近 |
30 | うまれ死ぬならい身内のもがり笛 |
31 | いくたびも月にのけぞる踊かな |
32 | 老人と浜を南へ歩むなり |
33 | 菊を焚く燻りに人寄りにけり |
34 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
35 | 看られるも看るも戦い遅桜 |
36 | 初蝶を生む陣痛の来ておりぬ |
37 | しろがねの風が笛吹く雪野かな |
38 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
39 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
40 | 天牛に奴の葉書を齧らせる |
41 | 涼しくて胸にちからを入れにけり |
42 | 小正月河童を釣りに出てゆけり |
43 | 切口の白き芭蕉の氷つく |
44 | 一匹の猫を地べたに秋彼岸 |
45 | あけぼのや泰山木は蝋の花 |
46 | 母在せり青蚊帳といふ低き空 |
47 | さりさりと紙切っている小六月 |
48 | 松の雪暖かさうに積りけり |
49 | 頭使お 体動かそ 木木芽吹く |
50 | 着ぶくれしわが生涯に到り着く |
2024年4月26日 01時04分更新(随時更新中)