現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2021年10月22日のデイリーキーワードランキング
1 | 蝌蚪に打つ小石天変地異となる |
2 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
3 | あなたなる夜雨の葛のあなたかな |
4 | ものの種にぎればいのちひしめける |
5 | 蝉時雨子は担送車に追ひつけず |
6 | 泥鰌浮いて鯰も居るというて沈む |
7 | 柿ばかり灯れる村となりにけり |
8 | 梅二月ひかりは風とともにあり |
9 | 木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ |
10 | 蠅も吾も生きる側なり深酒す |
11 | この道しかない春の雪ふる |
12 | 晩白柚どこに置きても落ち着かず |
13 | 悪なれば色悪よけれ老の春 |
14 | 大紅葉燃え上がらんとしつつあり |
15 | 冴返る一刀彫の鷹の爪 |
16 | 夏繭の中は未明の色ならむ |
17 | 三千の俳句を閲し柿二つ |
18 | 桜散るあなたも河馬になりなさい |
19 | 鶏追ふやととととととと昔の日 |
20 | おそく来て若者一人さくら鍋 |
21 | 軽鳧の子が灯心ぐさを分けてくる |
22 | 時鳥厠半ばに出かねたり |
23 | あんまり笑うから対角線に秋 |
24 | 春や昔十五万石の城下哉 |
25 | みちのくの鮭は醜し吾もみちのく |
26 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
27 | 萬緑の中や吾子の歯生え初むる - |
28 | 岬鼻へ飛立つ前の鷹一羽 |
29 | 馴染むとは好きになること味噌雑煮 |
30 | 頬杖の一人を残し紅葉燃ゆ |
31 | まつすぐに汐風とほる茅の輪かな |
32 | にんげんが人間を撃ち霾れる |
33 | 蟷螂は馬車に逃げられし馭者のさま |
34 | 痰一斗糸瓜の水も間に合はず |
35 | 鱚釣りや青垣なせる陸の山 |
36 | おそるべき君等の乳房夏来る |
37 | 探梅やみささぎどころたもとほり |
38 | クリスマス地に来ちちはは舟をこぐ |
39 | おほぜいのそれぞれひとり法師蟬 |
40 | お数珠袋にどんぐり一つ忌を修す |
41 | 水の色は水色だから秋明菊 |
42 | わが生きる心音トトと夜半の冬 |
43 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
44 | ものおもふかたち手花火ならびをり |
45 | 海に出て木枯帰るところなし |
46 | 帰るのはそこ晩秋の大きな木 |
47 | 忌を修す本堂脇のこぼれ萩 |
48 | まどろみの牛車の揺らぎ金木犀 |
49 | 土蛙浮み紅葉手宗吾生地 |
50 | 蟬時雨子は擔送車に追ひつけず |
2025年8月28日 23時19分更新(随時更新中)