現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年12月6日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
3 | しぐるるや死なないでゐる |
4 | しぐるるや蒟蒻冷えて臍の上 |
5 | ピストルがプールの硬き面にひびき |
6 | なべて師の句碑霧の扉も大滝も |
7 | 呟きは言葉となれり師走風 |
8 | 螢籠昏ければ揺り炎えたたす |
9 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
10 | 生きること一と筋がよし寒椿 |
11 | 診察待つ五人に一人花粉症 |
12 | 風立ちて星消え失せし枯木かな |
13 | 大寒の東京駅に人を待つ |
14 | 福引やティッシュ一つの福来たる |
15 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
16 | 春や昔十五万石の城下哉 |
17 | 雪の野のふたりの人のつひにあふ |
18 | 寒波来るばりばり破く包装紙 |
19 | 降る雪や明治は遠くなりにけり |
20 | 凩の果はありけり海の音 |
21 | このひととすることもなき秋の暮 |
22 | 湯上がりのごと雲間の冬満月 |
23 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
24 | 一行の添え書に見る年賀状 |
25 | 黒姫も妙高も見えず苗代寒 |
26 | セーターの胸に百日目の赤子 |
27 | いつしかに余り苗にも耳や舌 |
28 | 顔出せば鵙迸る野分かな |
29 | 忙しく人来て帰るポインセチア |
30 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
31 | 秋の川真白な石を拾ひけり |
32 | ななかまど白馬の霧に色づけり |
33 | 古希過ぎて一誌を興す雲の峰 |
34 | 鶴舞ふや日は金色の雲を得て |
35 | 一村に一師一弟子棲みて雪 |
36 | 鍋ぶたのブクブク浮いて寒満月 |
37 | 他郷にて影の溺るる洗濯場 |
38 | 花衣ぬぐやまつはる紐いろいろ |
39 | 末枯の微光ついばむ群雀 |
40 | ピーマン切って中を明るくしてあげた |
41 | 竹皮を脱ぎ遮那王の天狗跳び |
42 | 秋雨や餺飩はひとのぬくもり |
43 | 心には紋付袴初句会 |
44 | 縄跳びを休んでいたる羊雲 |
45 | 生きるとは口開くこと蒸し藷 |
46 | 誰が擲つ舟首舟尾の白海月 |
47 | 探梅や遠き昔の汽車にのり |
48 | いなびかり北よりすれば北を見る |
49 | 湯冷めかな折鶴の滞空かな |
50 | ものの種にぎればいのちひしめける |
2024年9月21日 17時39分更新(随時更新中)