現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2019年9月5日のデイリーキーワードランキング
1 | 牡丹百二百三百門一つ |
2 | チチポポと鼓打たうよ花月夜 |
3 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
4 | 我思うゆえに落葉につまづけり |
5 | 日と月のごとく二輪の寒椿 |
6 | 遠泳や高波越ゆる一の列 |
7 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
8 | 高階に見る逆光のアキアカネ |
9 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
10 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
11 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
12 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
13 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
14 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
15 | しあわせに目もあけられず花吹雪 |
16 | 月光ほろほろ風鈴に戯れ |
17 | 芋腹をたたいて歓喜童子かな |
18 | せきをしてもひとり |
19 | 水枕ガバリと寒い海がある |
20 | 星空へ店より林檎あふれをり |
21 | 分け入つても分け入つても青い山 |
22 | 退院や虹立つ空より鳥語降る |
23 | 響爽かいただきますといふ言葉 |
24 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
25 | われの星燃えてをるなり星月夜 |
26 | 枯草を踏みゆくやはらかな時間 |
27 | 絶えず人いこふ夏野の石一つ |
28 | くろがねの秋の風鈴鳴りにけり |
29 | 海に出て木枯帰るところなし |
30 | 天仰ぎつづけて雛流れゆく |
31 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
32 | 萩の風何か急かるる何ならむ |
33 | ぶらんこの影を失ふ高さまで |
34 | 餅搗きの男朱鳥と還り来む |
35 | 利根川の古きみなとの蓮かな |
36 | 萬緑の中や吾子の歯生え初むる - |
37 | 跳箱の突き手一瞬冬が来る |
38 | いたくないかたちに眠る花月夜 |
39 | いわし雲ざくざく切ってブラウスに |
40 | 月さして一ト間の家でありにけり |
41 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
42 | うれしさは春のひかりを手に掬ひ |
43 | 水面に油紋のみどり蝉の昼 |
44 | 吹きおこる秋風鶴をあゆましむ |
45 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
46 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
47 | 春や昔十五万石の城下哉 |
48 | 大佛の背山くすぐる春の飛機 |
49 | 髪白くなり蜩の杜を出づ |
50 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
2024年4月27日 08時47分更新(随時更新中)