現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年7月18日のデイリーキーワードランキング
1 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
2 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
3 | せきをしてもひとり |
4 | いなびかり北よりすれば北を見る |
5 | 水の地球すこしはなれて春の月 |
6 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
7 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
8 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
9 | 鳥羽殿へ五六騎いそぐ野分哉 |
10 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
11 | 薄氷の吹かれて端の重なれる |
12 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
13 | プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ |
14 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
15 | 戦争が廊下の奥に立つてゐた |
16 | 海とどまりわれら流れてゆきしかな |
17 | ほととぎすあすはあの山こえて行かう |
18 | 節分会に奉仕の鬼も正坐して |
19 | 老いゆくを罪と思はず百日紅 |
20 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
21 | 母に会うための線香花火かな |
22 | 旅なれば少し甘える花の坂 |
23 | 桜散るあなたも河馬になりなさい |
24 | 暗黒や関東平野に火事一つ |
25 | 跳箱の突手一瞬冬が来る |
26 | 重ね着の中に女のはだかあり |
27 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
28 | 海に出て木枯帰るところなし |
29 | 母と寝る一夜豊かに虫の声 |
30 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
31 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
32 | 一燈にみな花冷えの影法師 |
33 | 恋人を待たせて拾ふ木の実かな |
34 | 帆船は海に咲く花海開き |
35 | 新涼の身にそふ灯影ありにけり |
36 | 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 |
37 | 鮎食みて身ぬちに利根の香をひろぐ |
38 | 余命とは暮春に似たり遠眼鏡 |
39 | 八月や六日九日十五日 |
40 | 湯槽なか水鉄砲に孫すが目 |
41 | いずこかに血の滞り夏ふかし |
42 | 黒板の磁石五六個夏期講座 |
43 | 薮てまり句を案ずるは鬼相なり |
44 | 倒・裂・破・崩・礫の街寒雀 |
45 | おそるべき君等の乳房夏来る |
46 | 暗黒や 関東平野に 火事一つ |
47 | カンナ咲く遥かな海を照らしつつ |
48 | 奈落から蠅捕蜘蛛を連れてきた |
49 | 炎天の空美しや高野山 |
50 | 春の日やあの世この世と馬車を駆り |
2024年9月24日 16時48分更新(随時更新中)