現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2018年5月30日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
3 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
4 | 星空へ店より林檎あふれをり |
5 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
6 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
7 | 芋の露連山影を正しうす |
8 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
9 | 絶えず人いこふ夏野の石一つ |
10 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
11 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
12 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
13 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
14 | 入れものが無い両手で受ける |
15 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
16 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
17 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
18 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
19 | 月面をななめドライブ夏の夜 |
20 | ゆるやかに着てひとと逢ふ蛍の夜 |
21 | 菜の花がしあはせさうに黄色して |
22 | 花合歓や畔を溢るゝ雨後の水 |
23 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
24 | コカコーラ持つて幽霊見物に |
25 | 凡そ天下に去来程の小さき墓に参りけり |
26 | 幾度も雪の深さを尋ねけり |
27 | 花散るや耳ふって馬おとなしき |
28 | 跳箱の突き手一瞬冬が来る |
29 | おそるべき君等の乳房夏来る |
30 | たんぽぽや日はいつまでも大空に |
31 | わが恋は人とる沼の花菖蒲 |
32 | 萬緑の中や吾子の歯生え初むる |
33 | たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ |
34 | 橋ふたつ越えたあたりの薄暑光 |
35 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
36 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
37 | 竹林に風少し出て少し冬 |
38 | 倒れるまでタイヤ転がる寒い空港 |
39 | 春を病み松の根つ子も見あきたり |
40 | 日と月のごとく二輪の寒椿 |
41 | 風鈴の音が眼帯にひびくのよ |
42 | 新樹光老いゆく夫の背に注ぐ |
43 | 川の絵が上手ですから早起きです |
44 | 百色を使い果せり濃紫陽花 |
45 | 水枕ガバリと寒い海がある |
46 | 鳶の輪の絶対音感夕焼ける |
47 | さみだるる他なし漢の独語癖 |
48 | 文字忘れ言葉忘れて夏過ぎぬ |
49 | 起立礼着席青葉風過ぎた |
50 | 冬蜂の死にどころなく歩きけり |
2025年8月28日 20時23分更新(随時更新中)