現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2017年8月31日のデイリーキーワードランキング
1 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
2 | 牡丹百二百三百門一つ |
3 | 水枕ガバリと寒い海がある |
4 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
5 | チチポポと鼓打たうよ花月夜 |
6 | たんぽぽや日はいつまでも大空に |
7 | 案内板読むは清水を飲んでから |
8 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
9 | 方丈の大庇より春の蝶 |
10 | 芋の露連山影を正しうす |
11 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
12 | あんなに碧い空でねそべつてる雲 |
13 | 案内図へ春陽今のは勅使橋 |
14 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
15 | スケートの紐むすぶ間も逸りつつ |
16 | 八月や六日九日十五日 |
17 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
18 | 糸瓜咲て痰のつまりし仏かな |
19 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
20 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
21 | 雲の峰いくつ崩れて月の山 |
22 | 冷まじき和紙も時には刃を持てり |
23 | たばしるや鵙叫喚す胸形変 |
24 | 秋立つや川瀬にまじる風の音 |
25 | 晩鐘にすこし遅れて蛍かな |
26 | 算術の少年しのび泣けり夏 |
27 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
28 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
29 | あはれ子の夜寒の床の引けばよる |
30 | 蝉しぐれ八月尽の蝉しぐれ |
31 | 金亀子 擲つ闇の 深さかな |
32 | ところてん煙のごとく沈みをり |
33 | 跳箱の突き手一瞬冬が来る |
34 | たんぽぽや一天玉の如くなり |
35 | 冬蜂の死にどころなく歩きけり |
36 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
37 | せきをしてもひとり |
38 | ここまでと踵返せり大花野 |
39 | 六月の氷菓一盞の別れかな |
40 | 籬といふやさしきことば秋陽射す |
41 | 金粉をこぼして火蛾やすさまじき |
42 | 日と月のごとく二輪の寒椿 |
43 | ふるさとの月の港をよぎるのみ |
44 | その冬木誰も瞶めては去りぬ |
45 | 神さぶや木の根に溢る苔清水 |
46 | 鳥わたるこきこきこきと罐切れば |
47 | 秋めきて風なきに散るもののあり |
48 | 朴散華即ちしれぬ行方かな |
49 | 萱葺の並ぶ関所に秋日濃し |
50 | 海に出て木枯帰るところなし |
2024年9月26日 07時16分更新(随時更新中)