現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2015年2月28日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 其中に金鈴をふる虫一つ |
3 | 涼風の一塊として男来る |
4 | 白梅のあと紅梅の深空あり |
5 | 福寿草家族のごとくかたまれり |
6 | しぐるるや死なないでゐる |
7 | しぐるるや蒟蒻冷えて臍の上 |
8 | 捨舟の水漬く纜葦の角 |
9 | 河津桜に雨金目鯛のひもの |
10 | 筍や雨粒ひとつふたつ百 |
11 | たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ |
12 | 大濤の一尺退いて二尺寒む |
13 | 玫瑰や今も沖には未来あり |
14 | 日々重く声も大きく梅ふふむ |
15 | 逍遥忌シェクスピアの翻訳本 |
16 | 風筋のいろいろ分かれ二月尽 |
17 | 越の香を抱き白鳥の北帰行 |
18 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
19 | なれゆゑにこの世よかりし盆の花 |
20 | 寒の底は?人形に逢いにゆく |
21 | 老境の静謐といふ梅日和 |
22 | 風邪の身にながき夕ぐれきたりけり |
23 | 木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ |
24 | 深吉野の桜は知らぬ白い粥 |
25 | 初暦知らぬ月日は美しく |
26 | 炎天の遠き帆やわがこころの帆 |
27 | 梅二月ひかりは風とともにあり |
28 | 雛飾りつつふと命惜しきかな |
29 | 夏木立カナリア色に肩抱けり |
30 | 毎年よ彼岸の入りに寒いのは |
31 | 磔像の全身春の光あり |
32 | 闘鶏の眼つぶれて飼はれけり |
33 | 春大根真正直に育ちおり |
34 | 万葉の風立つ蓬摘みにけり |
35 | やつぱり一人がよろしい雑草 |
36 | 蹲跼や葉蘭に僧のひとり死ぬ |
37 | 青空や花は咲くことのみ思ひ |
38 | 夏は老いた かさりかさりと黍の村 |
39 | にんげんにそろそろ飽きて古雛 |
40 | 秋風を聞けり古曲に似たりけり |
41 | 落葉松の芽吹きの昨日さらに明日 |
42 | 約束は確か北口風花す |
43 | 牡丹百二百三百門一つ |
44 | 凩や海に夕日を吹き落す |
45 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
46 | 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 |
47 | がんばるわなんて言うなよ草の花 |
48 | 勇気こそ地の塩なれや梅真白 |
49 | 春雪の暫く降るや海の上 |
50 | 蛇に眉描きたし西の虚子忌あり |
2024年9月26日 23時43分更新(随時更新中)