現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2015年10月2日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 算術の少年しのび泣けり夏 |
3 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
4 | ものの種にぎればいのちひしめける |
5 | 秋うらら砂漠の風紋私語ばかり |
6 | 玫瑰や今も沖には未来あり |
7 | 鯊釣や不二暮れそめて手を洗ふ |
8 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
9 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
10 | 凩や海に夕日を吹き落す |
11 | 水の地球すこしはなれて春の月 |
12 | 星空へ店より林檎あふれをり |
13 | あきかぜのふきぬけゆくや人の中 |
14 | 鯛焼きの裏側うろこ焦げており |
15 | 冬山やどこまで登る郵便夫 |
16 | しぐるるや死なないでゐる |
17 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
18 | おとといのああしたことも鶴渡る |
19 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
20 | そもそものはじめは紺の絣かな |
21 | 八月や六日九日十五日 |
22 | 未来より滝を吹き割る風来る |
23 | 戦争が廊下の奥に立つてゐた |
24 | がんばるわなんて言うなよ草の花 |
25 | 鯛焼の頬豊かなる通学路 |
26 | 菜の花がしあはせさうに黄色して |
27 | 秋空へ大きな硝子窓一つ |
28 | 葱鮪汁 僕の昭和の遠ざかる |
29 | 秋の水水琴窟の音となり |
30 | 広島に老人生ず秋の暮 |
31 | 葡萄食ふ一語一語の如くにて |
32 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
33 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
34 | 桑の葉の照るに堪へゆく帰省かな |
35 | ちなみぬふ陶淵明の菊枕 |
36 | たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ |
37 | 秋立つや川瀬にまじる風の音 |
38 | 喜寿傘寿まだまだ若き竹の春 |
39 | 夏嵐机上の白紙飛び尽す |
40 | 鳶の輪の絶対音感夕焼ける |
41 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
42 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
43 | 藪枯らしの花あふれいる真昼の夢 |
44 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
45 | 太陽はいつもまんまる秋暑し |
46 | チチポポと鼓打たうよ花月夜 |
47 | コスモスの花あそびをる虚空かな |
48 | 美しき春潮の航一時間 |
49 | 金柑煮ただひたすらに待つことを |
50 | 糸瓜咲て痰のつまりし仏かな |
2024年9月24日 06時15分更新(随時更新中)