現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2018年10月24日のデイリーキーワードランキング
1 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
2 | 海に出て木枯帰るところなし |
3 | 常に高みを行く秋風の色の旒 |
4 | 芋の露連山影を正しうす |
5 | 身の何処か色なき風の葉ずれ音 |
6 | 紫陽花に秋冷いたる信濃かな |
7 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
8 | せきをしてもひとり |
9 | 秋鶏が見てゐる陶の卵かな |
10 | 御本尊阿弥陀露座仏花あかり |
11 | 地球に玉乗りして蹌踉めける人日なり |
12 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
13 | 雑踏へ帰るに冬の橋ひとつ |
14 | 牡丹百二百三百門一つ |
15 | 木曽路ゆく我も旅人散る木の葉 |
16 | 銀漢の奥のさみしき人通り |
17 | 百千鳥ラジオ体操きよらかに |
18 | 流氷や宗谷の門波荒れやまず |
19 | くろがねの秋の風鈴鳴りにけり |
20 | 雪吊りをしつらへてより静もりぬ |
21 | 空が澄む素直に生きて冬桜 |
22 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
23 | 戦争と畳の上の団扇かな |
24 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
25 | 秋風やそのつもりなくまた眠り |
26 | 非常口の漢逃げ出す盆灯籠 |
27 | ドア開き色なき風の中に居る |
28 | 寒い月 ああ貌がない 貌がない |
29 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
30 | されど空の藍に病みけり秋の風 |
31 | 夢の世に葱を作りて寂しさよ |
32 | 墓のうらに廻る |
33 | 手庇を何回したり春の山 |
34 | 名ばかりの寒明け今朝の魚市場 |
35 | 秋の江に打ち込む杭の響かな |
36 | ひたすらに風が吹くなり大旦 |
37 | 涙が出るから言葉が出ない秋風裡 |
38 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
39 | 胎内の記憶 花咲く樹海に入り |
40 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
41 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
42 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
43 | 水入れて春田となりてかがやけり |
44 | 初夢を篩にかけて残るもの |
45 | 名月や院へ召さるる白拍子 |
46 | 早乙女が着替へる納屋の月明り |
47 | すさまじや黙して語る楸邨碑 |
48 | ガンジーの生れし日なり大根蒔く |
49 | 算術の少年しのび泣けり夏 |
50 | 優曇華や昨日の如き熱の中 |
2024年4月26日 13時52分更新(随時更新中)